みなさんこんにちは。
早くも12月中旬となり、ソウルの寒さもますます厳しくなってきました。
しかし、街中では忘年会シーズンということもあり、夜遅くまで多くの人出で賑わっています。
今回は、韓国銀行 貨幣金融博物館(한국은행 화폐금융박물관)をご紹介します。
明洞や南大門市場からも近い、この博物館は石造りの洋風の建物が目を引きます。
この建物は、東京駅や日本銀行本店などでも有名な日本の建築家・辰野金吾によって設計され、日本統治時代には朝鮮銀行として使用されていました。
1907年に着工し、朝鮮銀行として1912年に竣工された建物です。
火災や朝鮮戦争の時に内部が破壊されたため、復元工事を経て現在の姿となりました。
この歴史ある建物は、史跡280号に指定されています。
2001年からは、旧本館と呼ばれるこの建物が博物館として開館され、多くの人々が見学に訪れています。
韓国銀行の歴史、国内外の貨幣文化の歴史、貨幣に関する国民の認識と物価安定を通じた国民経済発展の重要性を高めるために設立されました。
さまざまな視点から銀行や貨幣について詳しく知ることが出来ます。
建物内部の中央部分は、吹き抜けの美しい設計になっていて、光り輝くシャンデリアも見事です。
韓国銀行の歴史、国内外の貨幣文化の歴史、貨幣に関する国民の認識と物価安定を通じた国民経済発展の重要性を高めるために設立されました。
さまざまな視点から銀行や貨幣について詳しく知ることが出来ます。
建物内部の中央部分は、吹き抜けの美しい設計になっていて、光り輝くシャンデリアも見事です。
各国の歴史的な行事、オリンピック、ワールドカップなどの、世界中の珍しい記念硬貨もあります。
お金と国の経済に関する展示コーナーでは、ゲームやクイズなどを体験しながら、貨幣価値を学ぶことができます。
子供たちにも分かりやすく紹介されています。
こちらは比較したい西暦を入力すると、金やお米などで、分かりやすく貨幣価値を計算してくれます。
自分の生まれた頃と現在では、どれぐらい貨幣価値が変化しているのか、みなさんチェックしていました。
こちらは、機械にお金を通すと本物か偽札かを判断してくれます。
こちらは、機械にお金を通すと本物か偽札かを判断してくれます。
観覧客からは「これだけのお金があったら・・・」「お金持ちになりたい」という声が聞こえてきました。
また、貨幣がどのように作られ、廃棄された貨幣はどのように再利用されているのかなどの展示もあります。
現在の貨幣は、偽造を防止するために、さまざまな技術が用いられていることがよく分かります。
世界の貨幣展示コーナーには、世界各国の貨幣とその国の紹介が映像によって見ることができます。
国によっていろいろな図側や桁の貨幣があって、とっても興味深いです。
貨幣一つをとってみても、その国の歴史や経済に深く触れることができます。
楽しく見学しながら楽しく学べる博物館は、子供から大人までとっても人気があります。
韓国旅行へお越しの際は、博物館や美術館でも、韓国の歴史に触れてみてください。