みなさんこんにちは

今週は雪が降ったり、氷点下気温が続き、厳しい寒さとなりました。
水曜日に積もった雪が、地面にはまだたくさん残っています。
街を行き交う人々からも「寒い～寒い～」という声が聞こえてきます。

今回は南大門市場（남대문시장／ナンデムンシジャン）をご紹介します。
ソウル駅や明洞からも近い南大門市場は、ソウルを代表する巨大な市場の一つです。
食品、衣類、靴、アクセサリー、生活用品、伝統工芸品など、さまざまな商品が並んでいます。
お店の人々の威勢のよい掛け声も聞こえ、韓国ならではの市場の活気に溢れています。

卸売りだけではなく小売も行われています。
地方から買い付けに訪れる業者もいたり、地元の人々が買い物に訪れたり、
全国各地から多くの人々が南大門市場に訪れています。

南大門市場は、南大門の名で親しまれる朝鮮時代の城門である“崇礼門”の近くに市場が形成されました。
歴史のある市場ともなっています。
韓国ならではの市場の様子を見学したり、ショッピングを楽しむために、多くの外国人観光客も訪れています。

南大門市場は、大きなメインストリートだけではなく路地や建物の中にもたくさんのお店が並んでいます。 
訪れる人々の数はもちろん、お店の数の多さにも驚きます。

市場の中は、区画や通りによっても商品のジャンルが分かれています。 
通りの真ん中にも所狭しと露店が並び、さまざまな商品で溢れています。 
冬ならではのマフラー、手袋、ニット帽、コートなどもたくさん並んでいます。 
メインストリートには観光案内所もあるので、外国人観光客にとっても便利です。

南大門市場にも人気の屋台があります。 
屋台の周りにたくさんの人が並んでいます。 
特に冬の屋台で人気のあるホットクも、砂糖のシロップが入ったホットクやチャプチェが入った野菜ホットクなど、
お店によってもいろいろな種類があります。 
魚のすり身を棒に付けて揚げたホットバーも、とっても大きくてボリュームがあります。 
屋台の食べ歩きも市場の魅力の一つです。

安くて早くておいしい庶民的な食堂が立ち並んでいるのも市場の特徴です。
市場で働く人々にも親しまれています。
メインストリートの中央には、海産物や肉など、たくさんの食材を並べた屋台も並んでいます。
トッポッキ、キムパッ（海苔巻き）、チヂミ、チェプチェなど、韓国ならではの料理も並んでいます。
外で食べるのは寒いですが、テーブル近くにはストーブやヒーターなどの暖房設備も整っています。

クリスマスシーズンともなり、南大門のお店にもクリスマスツリーやイルミネーションの商品が並んでいます。
市場というだけあり、クリスマス商品の種類も豊富です。
家庭用の小さなものから業務用の大きなものまであります。
サンタクロースの服や帽子も並んでいます。
動くサンタクロースの人形やキラキラ光る電飾を見ているだけでも、クリスマスムードが高まりますね。

南大門市場では、韓国独特の伝統的な市場の雰囲気が感じられます。
市場を散策しながら、韓国の生活や文化を体感してみるのもいいですね。

韓国旅行へお越しの祭は、韓国の市場にも行ってみてください。