熱々のホットク

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みなさんこんにちは。

ソウルはますます寒さが厳しくなってきました。。
先週の朝方には雪も降りました。
街中では、手袋、マフラー、ニット帽、耳あてなどの防寒具を売る露天も多くなってきました。

今回は、ホットク(호떡)をご紹介します。
韓国の屋台でも人気のあるおやつの一つです。

生地の中には、甘い黒砂糖とシナモン、ナッツなどが入っています。
熱々のホットクは、中身の黒砂糖が溶けてシロップのようになります。
そのため熱々のホットクを食べる時は、シロップで火傷しないように注意しなければなりません。

ホットクといっても、屋台によっていろいろな作り方が見られます。
焼いたものや油で揚げたもの、風船のように膨らませて焼いたもの、専用の機械で焼かれたものなどがあります。

そして見た目もお店によってさまざまですが、使う材料もお店によってさまざまです。
生地に、緑茶、ヨモギ、カボチャなどを練りこんだものもあります。

寒い季節には街中にホットクの屋台が増えてきます。
寒さの中で熱々のおいしいホットクを食べると、心も温まります。

こちらは南大門市場のホットク屋台です。
屋台を囲むようにたくさんの人々が並んで買い求めていました。

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こちらのお店には一般的な黒砂糖のシロップが入ったものと、野菜とタンミョン(韓国の春雨)を炒めたものが入っている野菜ホットクがありました。
たっぷりの油で焼かれているので、外側はサクサクしていて中はモチモチです。

お店の人の素早い手さばきは外国人観光客の目を引いていました。
手で一つ一つひっくり返しながら焼いていて、熱くないのかな。

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焼き上がるとお店の人が、紙コップや紙に巻いて渡してくれます。

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韓国のスーパーマーケットには、ホットクを家でも作れる、ホットクの素が売られています。
屋台でどんな風に作っているのかを研究して、家で楽しみながら作ってみるのもいいですね。

韓国旅行へお越しの際は、大人気の屋台おやつも食べてみて下さい。