みなさんこんにちは。

あっという間に３月も中旬となりました。
ソウルは、急に寒さが戻ってきたり、気温が上がり暖かくなったり、気候の変化が激しいです。
今日は３月１４日、ホワイトデーですね。
韓国でも、バレンタインデーのお返しに、男性から女性へキャンディーなどのプレゼントを贈る習慣があります。
駅前には朝からキャンディーで作った花束や籠に入ったプレゼント、ぬいぐるみなどを並べる露天が出ていました。

今回は、韓国の一味違ったしゃぶしゃぶをご紹介します。
韓国にもしゃぶしゃぶのお店がたくさんあります。
こちらは、いろいろな所に出店しているボンイプサラン（뽕잎사랑）というお店です。
ボンイプ（뽕잎）は、桑の葉という意味です。

このお店では、しゃぶしゃぶをはじめ、料理の素材に桑の葉が取り入れられています。
桑の葉は、絹をつくる蚕のエサとして広く知られていると思います。
そしてこの桑の葉は、昔からさまざまな効能を持つ薬草としても考えられていました。

桑の葉には、ビタミンＡ、ビタミンＢ1、ビタミンＢ2、ビタミンＣ、鉄分、カルシウム、
食物繊維などが豊富に含まれています。
滋養強壮、糖尿病、高血圧の予防、コレステロール値の低下など、さまざまな効果があると言われています。

桑の葉がさまざまな食材と合わさり、おいしく食べることができます。
しゃぶしゃぶに入れる野菜の中にも、小さく刻まれた桑の葉が入っています。

韓国のしゃぶしゃぶは、さまざまな種類の野菜をたくさん食べることができます。
こちらはピリ辛スープのしゃぶしゃぶです。

韓国のしゃぶしゃぶのシメといえば、カルグクスの麺とお粥です。
カルグクスの麺とお粥にも桑の葉が入っています。
お肉や野菜などを食べた後にカルグクスの麺を食べます。
とっても鮮やかな緑色の麺です。

最後には、お店のスタッフがテーブルでお粥を作ってくれます。
鍋に残ったスープにご飯を入れて作ったお粥は、とってもおいしいです。

こちらは桑の葉茶です。
苦味はなく、飲みやすいです。

 

栄養成分がたくさん詰まった桑の葉を、しゃぶしゃぶとしておいしく食べることができます。
健康志向の高い韓国では、さまざまな料理に健康食材が使われています。
韓国のしゃぶしゃぶは、手頃な値段でいろいろな食材を味わったり、
いろいろな食べ方を楽しめるのが魅力で。

韓国旅行へお越しの際は、韓国のしゃぶしゃぶも食べてみてください。