あけましておめでとうございます
새해 복 많이 받으세요(セへ ボッ マニ パドゥセヨ)
「新しい年にたくさんの福をお受け下さい」(韓国のお正月の挨拶です)
韓国旅行をより楽しく、分かりやすく、効率的にご案内できるよう、スタッフ一同努めて参ります。
ソウルツアーと一緒に素敵な韓国旅行の思い出をつくってください。
2014年もソウルツアーをどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回は普信閣で開催された“2013 除夜の鐘 鐘つきイベント”をご紹介します。
普信閣(보신각/ボシンガッ)は、数多くのお店が立ち並ぶ活気ある鍾路の街の交差点にあります。
普信閣は鐘楼として、2階部分に大きな鐘がおさめられています。
交差点の地下には鐘閣(종각/チョンガッ)駅があり、駅の名前ともなっています。
朝鮮時代には都を囲む城壁が築かれていましたが、城門の開閉など、時間を知らせる役目をしていたといわれています。
当時の鐘は、文禄の役で焼失しましたが、1468年に復元され国立中央博物館に保存されています。
現在普信閣にある鐘は、全国の人々からの寄付によって1985年に造られたものです。
通常は外からのみ鐘を見ることができますが、指定された日には鐘つきイベントなども開催され、この際には一般の人々も鐘つき体験をすることができます。
毎年12月31日から1月1日にかけては、除夜の鐘の鐘つきイベントが開催されます。
ソウルの代表的な年末年始行事として、ニュースでも報道されています。
12月末には、普信閣の前に特設ステージや大画面が設置されます。
イベントの何時間も前から、周辺には報道関係者の車両や警察官が待機しています。
11時から交差点付近の道路が通行止めとなります。
通行止めが始まると交差点の中に観覧客が入ることができます。
場所を確保するために待機している人々で交差点周辺の歩道は大混雑です。
交差点進入開始の合図と共に、人々は駆け出します。
大画面には2014年の干支である馬の画像が流れたり、
イベントではさまざまなアーティストのコンサートも行なわれています。
また周辺ではプンムルノリ(풍물놀이)などの伝統楽器を演奏する音色も聞こえてきました。
鐘つきは、ソウル市長や鍾路区長、昨年度に活躍した市民の代表11名によって33回の鐘がつかれます。
イベント前には参加者の紹介も行なわれていました。
「あと10分」「あと5分」と観覧客の熱気が高まります。
いよいよカウントダウンが始まると、観覧客が一体となり大歓声が上がりました。
「새해 복 많이 받으세요(セへ ボッ マニ パドゥセヨ)!」「ハッピーニューイヤー!」「あけましておめでとう!」と新年の挨拶が聞こえてきます。
新しい年のスタートです。
ゴ~ンと鐘の音色も響き渡ります。
一斉に舞台方向へカメラが向けられます。
特に若者の姿が多いですが、子供と一緒の家族連れの姿もありました。
2014デザインの帽子を被った人やペアルック姿のカップルも多かったです。
カウントダウンに合わせて手持ち花火を打ち上げる人々もいます。
あちこちで花火の「ヒューヒュー」という音が聞こえてきます。
花火を打ち上げている人々の近くを通る時は注意が必要です。
周辺にはたくさんの屋台も出ていました。
今年は例年に比べて気温が高かったことや多くの人々の熱気によって、カウントダウンまでの時間もそこまでの寒さを感じることはありませんでした。
今年度のイベントは、約10万人の人出となったことがニュースで報道されていました。
韓国人だけではなく外国人観光客の姿も多かったです。
このイベントに合わせて、地下鉄やバスの運行時間も延長されます。
みなさんにとって素敵な1年になりますように!!
韓国旅行へお越しの際は、季節ごとのイベントもチェックしてみてください。