みなさんこんにちは。
週末も冷たい風が強く吹き、とっても寒かったです。
今日も朝から気温が下がっています。
今回は、ソウル歴史博物館(서울역사박물관)をご紹介します。
地下鉄5号線・光化門(광화문/クァンファムン)駅から歩いて10分ほどの所に位置しています。
ソウルの歴史や韓国の伝統文化に関する資料などが展示されています。
展示品を見学するだけではなく、実際に触ったり、体験したりしながら学べることもあり、小さな子供たちや学生達も多く訪れています。
現在のソウル歴史博物館は、2002年5月21日に開館しました。
より多くの人々が気軽に見学に訪れることができるようにと、2010年7月15日からは無料で開放されるようになりました。
常設展、企画展、寄贈遺物展のほか、ミュージアムショップ、カフェ、レストラン、小さな子供たちが遊べるプレイルームなどのさまざまな施設が整っています。
常設展示は、「朝鮮の首都、ソウル」「ソウル人の生活」「ソウルの文化」「高度成長期の発達」「都市の模型映像館」など、各テーマごとに展示が行なわれています。
「ソウル人の生活」は、朝鮮時代の人々の生活を日常生活と経済生活に分けて紹介されています。
子供たちが実際に触れて学べる体験コーナーがありました。
度量衡器具遊び、韓国家屋のパズル、伝統衣装の着せ替えなどを親子一緒に楽しんでいました。
「高度成長期の発達」は、終戦から2002年のワールドカップまでのソウルの歴史を知ることができます。
ソウルの目覚しい発展と、その時代背景が紹介されています。
家族連れで訪れている観覧客の中には、大人たちにはとっても懐かしいさまざまな資料を自分の子供たちに説明している光景もありました。
1965年の明洞です。
ファッションや若者の街として知られる明洞は、当時も多くの人々で賑わっていたんですね。
「都市の模型映像館」は、ソウルの都市を見下ろせる精巧に造られた模型の展示施設です。
航空写真と精密な測定によって1/1,500に縮小された模型は、とっても見ごたえがあります。
模型を見ると共に歴史やソウル各所に点在する名所が映像によって紹介されています。
「自分の家はどこ?」と探している人の姿もありました
ソウルをあらゆる視点と角度から知ることが出来る、ソウル歴史博物館は充実した展示内容です。
ソウルを中心にして韓国の歴史、伝統文化などにも触れることができます。
寒い季節には、天候に関わらずゆっくりと見学できる美術館や博物館に行くのもいいですね。
美術館や博物館には、日本語のパンフレットや音声案内機器を貸し出ししているところもあるので、一つ一つの展示品をより深く知ることが出来ます。
韓国旅行へお越しの際は、韓国の美術館や博物館にも行ってみてください。