みなさんこんにちは。

昨日の５月８日は“オボイナル（어버이날）”と呼ばれる両親の日でした。
韓国では毎年５月８日が両親への感謝の気持ちを伝える日となり、
日本のように“母の日”“父の日”が分かれていません。
この日の定番の贈り物は、日本の母の日と同じようにカーネーションです。
そのため、昨日は街のいたるところで、カーネーションの花束や花籠が売られていました。

今回は、先週末５月５日、６日の土日に開催された“地球村ハンマダン”をご紹介します。
市庁前のソウル広場、清渓川、ソウル広場と清渓川を繋ぐ武橋洞通りで行われた、世界交流のお祭りです。
６０ヶ国以上の在韓大使館やコミュニティーが参加していて、
世界各国の郷土料理を味わったり、郷土芸能を鑑賞することができます。

１９９６年から続くこのお祭りは、今年で第１７回を迎えます。
２日間に渡って行なわれるお祭りでは、
パレード、公演、世界料理展、世界風物展、子供たちの絵画展などのさまざまな催しが企画されています。

週末はお天気がよく行楽日和ということもあり、市庁周辺は多くの人々で賑わっていました。
ソウル広場の芝生の上に座りながら、のんびりと公演を鑑賞している人もたくさんいました。

ソウル広場には世界各国のブースが並び、観光紹介、民芸品販売などが行なわれていました。
世界各国の珍しい品々が並ぶワールドショッピングですね。

アクセサリー、人形、洋服、雑貨、絵画など、あらゆる商品です。
ブースにいる人々の中には、伝統的な民族衣装を着ている人もたくさんいました。

もちろん日本のブースもありました。ソウル広場のブースではヨーヨー体験が行なわれていたり、
武橋洞通りのブースでは、ビール、エビフライなどが販売されていました。

ヨーヨーや“祭”と描かれたはっぴは、日本のお祭りならではですね。

武橋洞通りのブースでは、世界各国の料理が並んでいます。
世界中のレストランが一ヶ所に集められたかのようです。
おいしそうな香りが漂っています。

各国の人々が直接料理に携わり、本場の味を楽しむことができます。
郷土料理だけではなく、その国ならではのワインやビールなどのお酒やジュース、デザートなども売られていました。

ソウル広場のステージ、武橋洞通りのステージでは、世界各国の伝統芸能公演、コンサートが行なわれていました。
美しい音色や音楽、伝統衣装、ダンスなど、とっても充実した公演でした。

いろいろな国の伝統芸能を一度に鑑賞できる貴重な機会です。

ソウル広場の一角には、世界衣装体験ブースもありました。
韓国の伝統衣装である韓服をはじめ、世界各国の衣装を着ることができます。

美しい伝統衣装を着て写真撮影をしたりしていました。

ソウルに居ながら世界旅行が楽しめる、大規模なお祭りでした。

お祭りには、韓国人はもちろん、韓国に暮らす世界各国の外国人、観光客が訪れて不思議な雰囲気です。
ソウルには、こんなにも世界各国の人々が訪れ、生活しているのだということがよく分かりますね。
行楽シーズンと共に、各地ではさまざまなイベントが行われるようになってきました。

韓国旅行へお越しの際は、イベントなどもチェックして参加してみてください。