地面にヘディング(No Limit ~地面にヘディング~)

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作品紹介サッカーを素材とした胸熱くなる男女の成長ストーリーを描いた青春ドラマ『地面にヘディング』。

海で泳いでいたり、車に乗っている時に、命の危険を感じた経験はあるだろうか。その絶対絶命の瞬間に、人々はどんな気持ちになるのだろうか。その1分後の人生と、それ以前の人生にはどんな変化があるか。一度しかない人生を人々は精一杯に生きている。そんな中で、夢を叶えるために、私達は今何をしているだろうか。その夢を邪魔しているものはいったい何だろうか。主人公たちの夢や情熱と共に、視聴者たちの夢の実現を問いかけている。 東方神起のメンバーであるユノ・ユンホ(チョン・ユンホ)が、気性の荒い性格だが天才的なシューティング感覚を持っているチャ・ボングン役を、次世代スターとして注目を集めるコ・アラ(Ara)が自分の力で生きていこうとする力強さのある女性エージェントのカン・ヘビン役にキャスティングされ、放送前からも話題を振りまいた作品である。
胸にしこりを残し、恨みを抱える熱い男のチャ・ボングンと、何もかも兼ね備えているが、自分の力で夢を叶えたいと願うカン・ヘビンの間に、次々と巻き起こるロマンチックラブストーリーである。チャ・ボングンが3度もの死の峠を越えて、生きていることへの喜びを感じるスペクタクルヒューマニズムドラマを描いた『地面にヘディング』。
歌手ユノ・ユンホが俳優チョン・ユンホとして視聴者に印象付けた『地面にヘディング』は、今を生きる若者達が夢に挫折しないための根気、夢の実現に向けた挑戦によって、見る人々の胸を熱くさせるドラマであることは間違いない。

作品名 地面にヘディング(No Limit ~地面にヘディング~)
出演 チョン・ユンホ、Ara、イ・ユンジ、イ・サンユン
放送期間 2009、9、9~2009、11、4
放送局 MBC
監督 パク・ソンス
脚本 キム・ソルジ

あらすじ幼い頃からサッカーボールを蹴り続けて、いつかは世界を舞台にサッカーすることを夢見ているチャ・ボングン(チュン・ユンホ)は、無名の実業団チームに所属するサッカー選手。卓越した位置感覚とシュート感覚で可能性を秘めた逸材だが、熱くなりすぎて、いつも問題を起こしていた。このボングンの所属チームは、財政難の危機に陥り、突然解散することになってしまう。ある日、ボングンを傍で励ましてきた中学時代からの幼馴染であるオ・ヨニ(イ・ユンジ)から、ボングンの元カノが結婚するという話を聞く。怒ったボングンは結婚式場にのり込んで元カノと会うが、ヨニに連れ出される。

サッカーチームも解散し、元カノも結婚してしまったボングンは、家計を支えるためにプロの道をあきらめて、屋台を出して働くことにする。
一方、スポーツ新聞記者からスポーツエージェントに転職したカン・ヘビン(Ara)は、女だからという理由で職場からもなかなか認めてもらえない。そんな中、ヘビンが契約した選手を横取りしたホン代表から、自分のパートナーになり、すでにサッカーの才能を認められているボングンと契約を取るようにいわれる。登場人物• チャ・ボングン(チョン・ユンホ)

サッカー選手で、卓越した位置感覚とシューティング感覚を持っている。かろうじて実業団サッカーチームに所属していたが、そのチームが解散の危機に陥る。すぐにかっとなる性格のため、評判もとても悪く、損することが目に見えていても、我慢することができない。いつも大きな危険に直面している。

幼い頃、自分を捨てて家を出て行った母親と、サッカー嫌いで話が通じない父親が原因で、反発心だけが大きくなっていた。現在は新しい縁で家族となったスンオクと妹ビョルと一緒に暮らしている。
2、3度の恋愛をしたことはあるが、すべて終わりがよくなかったため、これ以上傷つきたくなかった。そのため、女性たちを無作法に扱った。しかしある日、見慣れないエージェントが訪ねてくる。それも、サッカーとは全く関係がないような女性であった。
一時は上手くいっていた彼の人生を台無しにした張本人がスンウである。彼の証言によって、大学も青少年代表も全て剥奪され、身動きもできないまま刑務所へ行かなければならなかった過去がある。このスンウとの再会によって、怒りと恐れを同時に抱く。避けたくても避けられない争いが始まる。

• カン・ヘビン(Ara)
大学を卒業した後に家を出る。父親の手助けなく、自分の力で生きていこと考えている。スポーツ新聞記者として働いていたが、スポーツマーケティング会社に転職する。サッカー選手のエージェントを担当しているが、現実は甘くはなかった。女性がどんなエージェントかと、無視される毎日であった。
又の名をヘップバーンと呼ばれ、Kリーグ球団オーナーの娘である。自分の力で成功した父親は、屈指の財閥グループ系列会社社長である。母親は、中学3年生の時に転落死。その後、父親が数ヶ月も経たないうちに秘書と再婚した。彼女は、このしたたかな秘書と父親を絶対に許すことができなかった。
スンウは、ヘビンの予想と戦略通りに行動する便利な男である。一方、チャ・ボングンは、やることなすことが情けない。しかし、ボングンが思いもよらない行動に出て、自分の命をかけて彼女を助けた。それから、彼女の目には彼の恐れと夢と勇気が見える。今の彼女にとっての役割は、二つに一つである。ボングンをさらに大きな危機に追い込むか、決定的に助けるか。

• オ・ヨニ(イ・ユンジ)
ボングンとは、同じ町内の友人であり、中学の同級生。彼女の家は中学の時も、現在もカムジャタンの店をしている。そのために、ニックネームはオ・カムジャである。
代々料理が上手な家に生まれて、食品栄養学を専攻し、球団の栄養士として若い選手たちのカロリーを管理していた。
中学の時にボングンと付き合っているという噂が広まり、みんなが見ている前で「ボングンなんて好きじゃない」と叫んだ。しかし、その時のことをずっと後悔している。嫌いだと言ったが、本当は好きで、今も変わらずに好きだった。何よりもボングンにとって彼女は友達として、とても気楽な存在なだけに、好きだと言うことがより照くさくなってしまった。今なら言わなくても、彼の方から気付いてくれることを願っている。

• チャン・スンウ(イ・サンユン)
大学を首席入学、国家試験は最年少で合格している。研修院の首席卒業と同時に、国内最高のローファーム(弁護士が主体となる 法律事務所)からスカウト。トークショーの進行役で、趣味としてFC SOUL球団の顧問弁護士をしている。全てのものが揃ったお坊ちゃんの元祖である。
少なくても今までは、あらゆることが思い通りになってきた。そして、彼は謙虚である。他人がどんなに天才だと褒めちぎっても、自身の成果は、全面的に努力によるものであると主張する。
ヘビンと初めて会った時から自分の相手だと心に決めていた。彼女は条件だけがよい女性たちとは違い、彼の心を揺さ振る何かを持っている。そして、2、3年後には結婚するという光栄を与えようと思っていたが、予期していなかったライバルが現れる。
ついに戦いが始まる。しかし、ボングンはどれだけうぬぼれているのか、話が通じない程だった。ヘビンがこの男に近寄らないことを願う。しかし、彼女は男の前でたくさんの話をし、食事もよく食べる。彼の極めて冷たい脳が温められて沸騰する。負けることは絶対に我慢できず、傷つくのも我慢できないスンウは刀を抜く。

主なロケ地• 漢江

ソウルの中央を東西に流れる漢江は、韓国を代表する川の一つとして知られる。川の流れに沿って遊歩道、サイクリングロードなどが整備されると共に、各所には公園、運動場、プール、カフェなどのさまざまな施設もある。日々多くの人々が訪れる市民の憩いの場になっている。夜には、漢江に架けられた橋のライトアップなどが見られ、ソウルの夜景スポットとしても注目されている。
ドラマの中では川に落ちて溺れたボングンを、ヨニが人工呼吸したシーンが撮影された。

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