作品紹介傷つかない愛はない。
その傷をいかに表現していかに克服するかという方法が異なるだけ。ドラマスペシャル「美しき日々」では、それぞれ異なる傷を抱いて異なる方式で傷を洗い流そうとする4人の若者がいる。かれらはその心の傷ゆえに、誰かによって犠牲となり、また誰かを踏みにじりもする。それはこのドラマの主人公が善人だからとか、悪人だからとかではなく、逆らうことのできない運命と愛は、彼らを時には被害者に、時には加害者にするからだ。普通の人々が誰かに傷つけられ、また誰かを傷つけながら、一生を生きていくように、このドラマの主人公もやはり、互いに傷つけ、傷つけられながら愛し、成長する。
しかし、彼らは心に傷を負ったからといって諦めたり投げやりになったりはしない。自分の夢と愛を実現させるために、それぞれの方式でし烈な競争をする。もちろんその疾走の果てに成功と幸福だけが待っているというわけではないが、そのし烈な日々が結局は自分の傷を癒し、希望を持たせてくれる美しき日々だったことを悟ることになるであろう。
作品名 | 美しき日々 |
出演 | イ・ビョンホン、 チェ・ジウ 、リュ・シウォン、イ・ジョンヒョン |
放送期間 | 2001年 3月 14日 ~ 5月 31日(毎週月・火曜、全24話) |
放送局 | SBS |
監督 | イ・ジャンス |
脚本 | ユン・ソンヒ |
あらすじビクトリーレコード社長の子息で企画室長のミンチョルは、異母兄弟のソンジェを嫌っている。この2人の兄弟の前にミンチョルの職場でアルバイトをしているヨンスが現れる。孤独だけど明るくて純粋な性格を持っている彼女はミンチョルとソンジェの愛を一身に受けることになる。ヨンスと一緒に孤児院で実の妹のように過してきた歌手志望のセナは歌手になるためにはなんでもする性格。そんな彼女をためにヨンスは、ミンチョルにセナの歌手デビューを頼む。
<ホワイト:ジョンジェとヨンスのラブストーリー>
明るく純粋な恋、ソンジェとヨンス、彼らの愛は互いに深く理解し合う。飾り気のない彼らの愛は純粋なホワイトカラーしかしあまりにも純白なゆえにむしろ危うく見える。
<レッド:セナとソンジェのラブストーリー>
若く強烈な恋、セナとソンジェ、より厳密に言えば、ソンジェに対するセナの愛。欲望と成功に向かって走る炎のような愛。
セナが得ようとしているのは成功であり、それゆえにソンジェに向かって走っていくが、実際のところセナはその裏側に本当の暖かい愛を願っているのかも知れない。最後まで燃え尽きてはじめて静まる華麗ながらも悲しい愛。
<ブラック:ミンチョルとヨンスのラブストーリー>
すべての色を吸い込むブラックのように力のある愛。
愛というものを決して信じない心の貧しい男、ミンチョル。
そんな彼の心の中に、ある日突然ヨンスが入ってくる。
あたかも玩具をもてあそぶようにヨンスを扱うが、かれの心はヨンスに対する愛で一杯になる。誰にも奪われたくないミンチョルの愛。彼の愛もやはり傷ついた男の痛み、だからなおさらその愛は強烈だ。
登場人物• イ・ビョンホン(イ・ミンチョル役)
韓国のレコード会社の大手「ビクトリーレコード」の企画室長。バークレー音大を卒業して父の会社を継ぐ。しかし亡き母を裏切った父とその後妻を許せず、異母弟ソンジェの存在に深く傷ついてしまった。仕事ではスターの素質を見抜く力や企画力で「マイダスの手」とも呼ばれている。
• チェ・ジウ(キム・ヨンス役)
幼い頃に両親を亡くし、唯一の家族である義妹セナとともに孤児院で育つ。明るく楽天的な性格。しかし、再会しようとした時に交通事故に遭い、セナと生き別れになってしまう。
• リュ・シウォン(イ・ソンジェ役)
ミンチョルの異母弟で、名門医大4年に在学中。暖かくて感性的な性格の持ち主。母がビクトリーレコード社長と再婚して ミンチョルとも腹違いの兄弟として育ち。
• イ・ジョンヒョン(キム・セナ役)
ヨンスの義妹で、彼女と共に孤児院で育った。他人の物を奪うことに罪を感じない悪女。ソウルタワーで再会する約束をするが、その約束の日にヨンスが交通事故に遭ったのを知らず、ヨンスに裏切られたと誤解して生きていく。歌手として成功するためソンジェを利用しようとするが結局は愛するようになる。
主なロケ地• 南山ソウルタワーの八角亭
ヨンスとセナが再会するはずだったところが南山ソウルタワーの八角亭。結局ヨンスはその日に交通事故を遭って約束場所に行けなくなってしまった。それで、セナは誤解してヨンスを恨むようになってしまう。
• 明洞聖堂
ミンチョルがヨンスにプロポーズした所。
• 南山植物園の駐車場
ヨンスとミンチョルが結婚式を挙げた所。
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