一枝梅(イルジメ)

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作品紹介「一枝梅(イルジメ)」は、朝鮮時代兩班(ヤンバン)達の権勢に向かい立って庶民の英雄になった義賊一枝梅の一代記を扱ったドラマ。「オンエアー 」後続で5月21日に始まった「一枝梅」は第1回から水・木曜ドラマ視聴率1位。以後放送7回目で視聴率20%を突破した。このドラマがこんなに人気があった理由は「一枝梅」は勧善懲悪を通じて視聴者の代理満足を感じさせたこと、またフュージョン史劇を標榜した「一枝梅」は他の史劇より正史に載せられていた人物ではなくて、現在司会問題になっている話題を自然にドラマの中で表現してカタルシスを抱かせた。最後に何と言ってもこのこのドラマを輝かせた俳優達の熱演。若い演技者の間でヨンイの義父役をため、実際に自分の門歯を抜いたイ・ムンシクと代役を使わずにイルジメとヨンイの演技を同時に見せてくれたイ・ジュンギ。その以外綺麗な映像と音楽がドラマの面白みを一層引き出された。

作品名 一枝梅(イルジメ)
出演 イ・ジュンギ、ハン・ヒョジュ、パク・シフ、イ・ヨンア、イ・ムンシク
放送期間 2008年5月21日 ~ 7月24日(毎週水・木曜、全20話)
放送局SBS 
監督イ・ヨンソク 
脚本 チェ・ラン

あらすじ王族の身分で生まれたイルジメは、仁祖という王の甥だった。

ある日、仁祖は運勢をうらなったが彼の弟が王になるという話を聞いた。その時からイルジメは、お父さんを失い姉さんまで失うことになる。殺害される危機で抜けられた子供のイルジメは衝撃で記憶を失い、こんなイルジメを可愛そうに思ったセドルは、自分の子供のように13年間育つ。青年になったイルジメはヨンイという名前で呼ばれる。。かけごとで頭をひどい打たれた衝撃で、子供の記憶が思い出したイルジメは自分の正体を知りながら復讐の道を歩く。

登場人物• イ・ジュンギ (イルジメ、ヨンイ役)

8歳の時に目の前で父親が何者かによって殺害されるのを目撃した。父親が目の前で殺されるときにも声を出すことすらできなかった。父の死によってギョムはセドルの養子、ヨンとなる。ヨンは南門市場のチンピラとして育つ。偶然に父親の死に大きな疑惑があることを知る。それは父親の胸を刺した剣に刻まれた紋様。剣の主を探すためにヨンが選んだ方法は盗賊となること。そして彼は一枝梅となる。

• ハン・ヒョジュ (ウンチェ役)

知的でしっかりとしていて聡明。一般の士大夫の女性とは異なり、世の中の動きに関心を持っている。朝鮮で初めて旅館というものを考えついて父親の名前で旅館の事業を始めて大きな利益をあげ、その収益で人知れず貧しい人々の面倒を見る。家族から疎外されている腹違いの兄、シフに暖かく接する。

• パク・シフ (シフ役)

ダンが生んだ息子で、9歳まではこそ泥のドルのことを父親だと思って育った。9歳になった年、父親のセドルのためにビョンシクの仕事を手伝ったがビョンシクに危うく殺されそうになる。ダンはビョンシクに会ってシフがビョンシクの息子であることを告げ、ビョンシクの庶子として生きていく。家族からの無視はシフに挫折と絶望を味わわせた。シフが認められ、夢をかなえるためめには一枝梅を逮捕しなければならない。ビョンシクの娘ウンチェが一枝梅を愛していることを知り、一枝梅を捕えるために更に血眼となる。

• イ・ヨンア(ボンスン役)

コンガル・アジェの養女。コンガル僧侶(偽坊主)と夢のコンビを誇るその名も親子詐欺団。全国的に詐欺を働いている。コンガルとはいざこざが絶えない。年寄りの役立たず扱いをしているが、実際は世の中で最も信頼する存在だ。全国を回って詐欺を働き、漢陽の南門市場にまで流れ着く。ヨンに想いを寄せるが、ウンチェに惹かれているヨンにやきもきする。

主なロケ地• 淸風文化財團地

「一枝梅」の撮影地で使われた淸風文化財團地」は、堤川に位置している。忠州湖の建設により水没した地域の文化財と唯物などを展示した文化財団地。特に美しい自然景観を誇る。毎年4月になると当たりに桜があって桜の趣を感じられる。