作品紹介韓国ブームに火をつけた『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督が手掛ける四季三部作のひとつ 『秋の童話』 。
平均視聴率は常に30%を越え、最高視聴率は42%という韓国ドラマ史上最高の記録を達成して、いまや伝説とまでいわれている超人気ヒットシリーズ!日本における韓国ドラマブームの先駆けとなり大反響をよんだ。
ウォン・ビンの切ない演技も涙を誘う。 主演のソン・スンホン、ソン・ヘギョ、そしてウォンビンはこのドラマをきっかけに大ブレイクした。
優しい兄ユン・ジュンソとともに裕福な家庭に育った娘ユン・ウンソ。貧しい家庭で育ったチェ・シネ。ふたりは同じ学校のクラスメートだったが、ウンソの交通事故がきっかけで、互いに入れ違った家庭で育ってきたことを知る…。
作品名 | 秋の童話(オータム・イン・マイ・ハート) |
出演 | ソン・スンホン、ソン・ヘギョ、ウォンビン |
放送期間 | 2000年 9月 18日 ~ 11月 7日(毎週月・火曜、全16話) |
放送局 | KBS |
監督 | ユン・ソクホ |
脚本 | オ・スヨン |
あらすじ裕福な家庭に育ち美人で成績優秀な娘ユン・ウンソ(ソン・ヘギョ)と、不良の兄を持つ貧しい食堂の娘チェ・シネ(ハン・チェヨン)は同じ学校のクラスメイ ト。しかしウンソが交通事故に遭い、親から輸血を受けることになって初めて、彼女たちは互いに家庭を入れ違って育ってきたことを知る。ユン家とチェ家の話 し合いの結果、二人はそれぞれ本来の家庭に戻ることになった。しかし今までと全く環境の違う家庭での生活は、幸せだった二つの家庭を混乱に陥れていく。そ してユン家は家族の一員だったウンソへの想いを振り払うために、アメリカへ移住してしまう。
10年後、ウンソは高校を卒業してホテルの電話オペレーターになっていた。美貌のウンソはホテルのオーナーの息子テソク(ウォンビン)に執拗にプ ロポーズを受けるが、幼い頃に優しく可愛がってくれた兄ジュンソ(ソン・スンホン)を忘れることができなかった。そんな折、ジュンソは婚約者ユミ(ハン・ ナナ)を連れてアメリカから帰国する。幼い頃二人で遊んだ浜辺で10年振りに再会したウンソとジュンソ。会う機会が増すたびに、血のつながりのない二人の 「兄妹」は深く愛しあうようになっていく。幾多の困難を乗り越えて互いへの思いを燃えあがらせる二人。しかしウンソの身体はすでに不治の病に蝕まれ始めて いたのだ・・・・・・。
登場人物• カン・テソク(ウォン・ビン)
26歳、ホテル財閥チンイルグループの末息子。腹違いの兄から憎まれている存在。アメリカで一族が経営するMBAで学ぶことを放棄しインスタレーションアートをする中で美術を学んでいたジュンソと出会い、無二の友人となる。母親に対する記憶ゆえに女性に対しては冷たく残忍ですらあるが、ウンソに出会って変わった。ウンソがジュンソの妹だったという事実を知らないままウンソに思いを寄せるようになる…。はじめは想いを寄せている相手が自分を愛していないということを知りながらも最後までウンソのことをあきらめられず、金に頼ってウンソを買おうとする。しかしウンソの病気を知り、ウンソの愛のためにジュンソに譲歩する。
• チェ・ウンソ(ソン・ヘギョ)
14歳から23歳(ホテルの末端職員)明るく正直で肯定的なものの考え方をする。ユン教授夫婦の娘として兄のジュンソと共に14年間幸せに暮らしていた。 しかし、交通事故をきっかけに、両親の娘ではなく生まれた産婦人科で入れ替わった子だという事実を知る。その後、食堂の娘として育つ。しかし特有の明るい 意志で運命とたくましく闘っていく。ホテルに勤めながらホテルのオーナーの末息子であるカン・テソクに求愛されるが、兄のジュンソに会ってからジュンソに 兄妹以上の想いを抱くようになる。
• ユン・ジュンソ(ソン・スンホン)
美術講師。中学生時代までウンソと共に生活するが、ウンソが実の妹ではない事が明らめられウンソはチェ家に移る、そしてジュンソの家族はアメリカに渡る。10年後アメリカで知り合った婚約者のユミと共に帰国。ウンソと再会して愛し合うようになる。
• ハン・チェヨン(ユン・シンエ役)
14歳から23歳、自己主張が強く、人に負けることを最も嫌う。食堂を営む貧しい寡婦の母親の下で育ったが、自分が他の家の子であることを知る。貧しく辛かった幼少時代に比べて幸せに育ったウンソを自分の幸せを横取りした張本人として憎む。その後、ホテルのマネージャーとしてメイドのウンソと会い、事あるごとにウンソを苦しめる。その上、自分が想いを寄せているカン・テソクがウンソのことを愛していると知ってからは積極的にウンソを苦しめた。ウンソとジュンソが愛し合っていることを知り、そのことを暴露して周りの人々を混乱に陥れる。
主なロケ地• ウンソの家 ソクチョのアバイ村 (江原道ソクチョ市チョンホ洞)
ドラマで大人になったウンソの家として出た所ですね。ケッペ(渡し舟)に乗ったウンソとジュンソが交差した映像で視聴者の心をジ~ンとさせた場面が最も印象的でした。アバイ村に対して少し話すなら、古い板張りの家とケッペゆえに60~70年代を背景にしたTV ドラマや映画の舞台でよく登場します。ケッペとは…両岸に縄をわたして、縄伝いに渡れるようになっている舟。
• ジュンソとウンソのハネムーン旅行地 サミャン牧場(江原道テグァン嶺)
『逃げよう!』9回、お互いの愛を確認したウンソとジュンソがハネムーンに行った場所。真っ赤な紅葉と静かな山の姿とその風情の景色!それはテグァン嶺サ ミャン牧場です。サミャン牧場は海抜850~1470mに位置し、東洋最大の青い草原。特に秋ならテグァン嶺を覆ったすすきの原の光景が芸術的~どのくら い広いのかって?車で一周するだけで2時間かかるそうです。
• ウンソとジュンソの追憶の海辺 ファジン浦 (江原道コソン)
ウンソとジュンソのほのかな思い出がそっと埋められている海辺。明るい子供のウンソとジュンソの思い出の場所で、ウンソが最後に死んでいった涙が出るように冷たい海のある所。それは江原道コソン郡に位置したファジン浦です。1.7kmの白砂浜が広がり、知る人ぞ知るの有名な所です。青い海はもちろん、茂みがうっそうとしていて休養林としても良いそうです。