活気溢れる釜山のチャガルチ市場

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みなさんこんにちは

11月も残すところわずかとなりました。
もう少しで年末となります。
ソウルは朝の気温が氷点下となる日も多くなってきました。

今回は釜山のチャガルチ市場(자갈치시장)をご紹介します。
チャガルチ市場は、韓国最大規模の海産市場です。
韓国ならではの市場の活気に溢れています。
地下鉄にもチャガルチ駅があり、駅から歩いて5分ほどのところに位置しています。

地元の人々が食材を求めて訪れるだけではなく、観光地の一つとして海外から多くの人々が訪れています。

チャガルチ市場の看板には「オイソ!ボイソ!サイソ!(오이소!보이소!사이소!)」と書かれています。
釜山の方言で「来てください!見てください!買ってください!」という意味です。
チャガルチ市場は、影島大橋の乾物市場から、忠武洞の早朝市場までの広範囲に広がっています。
新鮮な海産物が豊富に並んでいます。

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露店が整備され、埋立地に造られた現在のチャガルチ市場のビルは、2006年に建て替えられたビルです。
かもめをモチーフにした屋根が特徴となっていて、地下2階、地上7階建てです。
ビルの中には、たくさんの店舗が立ち並んでいます。
市場や食堂の施設だけではなく、ゲストハウスや展望台など多様な施設が整っています。
入口にある案内書では日本語の通訳サービスなども行われていました。
建物の裏手にはデッキが広がり、釜山の港や街並みが見渡せます。

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チャガルチ市場のビル一階にある水産物市場は、現在改装工事が行われ、近くに大きな仮設の市場が建てられていました。
中にはずらりとお店が立ち並び、新鮮な海産物が所狭しと並べられています。
各お店からは「新鮮だよ~おいしいよ~安いよ~!!」という声が聞こえてきます。
そして、市場ならではの値段交渉が行われています。

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街中のスーパーマーケットでは見られない、豊富な種類の海産物です。
水槽に入った魚は水しぶきを上げながら泳いでいます。
この市場で買ったものはお刺身用にその場でさばいてもらったり、提携している食堂ですぐに味わうこともできます。

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ビルの2階にある刺身センターでは、新鮮なお刺身が食べられる食堂の施設が並んでいます。
刺身はもちろん、鍋や焼き物などいろいろな調理方法で食べられています。
また、スルメや昆布、海苔などの乾物類を扱うお店もあり、お土産に買う人々も多いです。

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チャガルチ市場のビル周辺に続く露店も昔ながらの市場の雰囲気が感じられ、大変賑わっています。
チャガルチ市場は、朝鮮戦争の頃に釜山に集まってきた避難民たちが、砂利場(チャガルチ)に露店を広げたことがはじまりといわれています。
市場で働くのは女性が中心です。
“チャガルチアジメ(자갈치 아지매:チャガルチおばさん)”といわれ、たくましい女性たちの姿があります。
厳しい寒さの中でも威勢のよい声が聞こえてきます。 

市場の周りには、海産物を使った料理をだす食堂も立ち並んでいます。
お店の前では呼び込みの声が聞こえてきます。
また海産物だけではなく、果物を売る露店や、魚をさばく際に使う包丁類、日用品を売る露店なども立ち並んでいます。
たくさんの商品を屋台に積んで、市場の中を売り歩く人々の姿もあります。

チャガルチ市場では、新鮮な海産物を味わうだけではなく、港町ならではの活気ある市場の光景も見所となっています。

韓国旅行では、活気に溢れた韓国の市場にも行ってみてください。