みなさんこんにちは。
ソウルは朝晩は厳しい寒さになるものの、日中には気温が少し上がり、暖かさを感じる日も多くなってきました。
しかし、再び旧正月にかけて気温が下がってくるという予報です。
今週末からお正月連休に入り、地方へ向かう人も多くなるので、積雪などが心配ですね。
今回は、仁川国際空港内にある韓国文化博物館をご紹介します。
2001年3月に開港した仁川国際空港は、便数や利用者数、空港内の施設など、
アジア最大級のハブ空港と言われています。
ソウル駅から空港までの空港鉄道も開通して、空港までのアクセスもますます便利になりました。
空港と言えば免税店でのショッピングを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
仁川国際空港は、免税店が大変充実しています。
韓国旅行では、空港のショッピングを楽しみにしている人もいます。
仁川国際空港が利用者に高い評価を受けているのは、
空港内のショッピング施設が充実しているだけではありません。
免税店、レストラン、カフェなどの施設のほかにも、
韓国の文化や伝統を伝えるさまざまな施設が整っています。
出国をする人、飛行機を乗り継ぐ人など、誰でも気軽に利用することができます。
韓国文化博物館は、搭乗口が並ぶフロアに位置しています。
ソウルの龍山(ヨンサン)にある国立中央博物館と共同で運営されている施設です。
資料の展示や映像、音などによって、韓国の文化や伝統に触れることができます。
朝鮮時代の歴代王と王妃が祭られ、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている宗廟で、
毎年5月に行なわれる宗廟祭礼祭の様子がスクリーン映像で紹介されています。
韓国最大の伝統行事として、世界無形文化遺産にも登録されています。
朝鮮王朝時代の衣装です結婚式(チョットリ・コリアン)
美しい装身具も展示されています。
奥にある柱は、柱の前に立つと、センサーが反応して、韓国の伝統楽器の音を聞くことができます。
空港内の博物館も、テーマ別に展示が行なわれています。
短期間の旅行では触れることのできなかった、韓国の歴史、文化、伝統の一部を見ることができます。
博物館の一角には体験コーナーがありました。
こちらは、伝統的な複写方法の拓本で、絵を写しとる体験です。
記念ハガキにスタンプを押したり、ハングルのスタンプで自分の名前を押したりする体験もあります。
外国人は受付で名前を言うと、ハングルではどのように表記されるかを教えてくれます。
空港内には、他にも伝統工芸品を無料で手作りできる体験施設や伝統楽器に触れる施設などもあります。
飛行機の待ち時間にも、空港内で十分に韓国旅行が楽しめます。
韓国旅行最後の思い出に、空港内の施設を有効に活用してみてはいかがでしょうか。
韓国旅行へお越しの際は、空港内のあらゆる施設もチェックしてみてください。