みなさんこんにちは。
先週末からソウルはお天気が不安定です。
しかし、日中には気温が10度近くまで上がるようになり、暖かさを感じるようになってきました。
今回は、地方の水産市場をご紹介します。
韓国江原道(강원도/カンウォンド)江陵市(강릉시/カンヌンシ)に位置する、
注文津(주문진/チュムンジン)水産市場です。
韓国の東海側に位置し、特に夏には海水浴に訪れる観光客でも賑わう所です。
行楽地として海沿いには宿泊施設も立ち並んでいます。
夏以外にも、新鮮な海産物を求めて多くの人々が訪れています。
市場では、新鮮な海産物を安く買い求めることができますか。
漁船が並ぶ港のそばにある注文津水産市場では、たくさんの種類の海産物が並んでいます。
大通りに面して、海産物の乾物店も軒を連ねていますするめ
チョッカル(젓갈)と呼ばれる、明太子やイカの塩辛などもあります。
試食できる所もあり、お土産に買って帰る人々も多いです。
活気に溢れた市場では、威勢良く働く女性たちの姿が目立ちますおかあさん
漁に出かけるのは男性の仕事で、市場を切り盛りするのは女性たちの仕事なのでしょうか。
買いたい海産物を値段交渉するだけではなく、
水槽や生簀に入ったいろいろな魚介類を合わせて、3万ウォン、4万ウォン、5万ウォンと売られているものもありました。
市場ならではのやり取りですね。
買い求める側のお客たちも、新鮮さとおまけやサービスをしてくれるお店を選んで、買い物を楽しんでいます。
市場で買った魚は、その場でさばいてもらえます。
何匹もの魚があっという間に、さばかれていきます。
イカはシュレッダーのような機械を使って、お刺身用にカットされていました。
寒い冬に水を使う仕事は本当に大変ですね。
そして、市場には買ったお刺身を持ち込んで食べる食堂があります。
食堂では席料として、お刺身に付ける醤油、わさび、チョコチュジャン(お酢の入ったコチュジャン)、
サンチュ、飲み物代を支払います。
さっきまで生きていた新鮮な魚のお刺身です。
イカのお刺身は、さばいた後も動いているほどです。
お刺身は、わさび醤油やチョコチュジャンに付けて食べたり、サンチュにニンニクと一緒に巻いて食べられています。
新鮮なお刺身は、食感がプリプリとしています。
市場の雰囲気の中で食べるお刺身は格別です。
刺身をさばいた後の、魚の頭や骨などのアラは、食堂でメウンタンに調理してもらいます。
メウンタン(매운탕)は、アラを使った辛いスープです。
魚のアラと一緒に野菜も入っています。
ごはんにもよく合います。
とっても辛いですが、魚のダシが出ていておいしいです。
活気溢れる市場は、見学するだけでもとっても楽しいですね。
韓国旅行へお越しの際は、地方の観光もお楽しみ下さい。