『ラブレイン』、第2の『冬ソナ』になれるか

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 『秋の童話』『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督と脚本家オ・スヨン氏が10年ぶりにタッグを組む『ラブレイン』。第2の『冬のソナタ』、あるいは『冬のソナタ』を超える代表的な韓流ドラマとして、もう一度韓流ドラマブームを巻き起こせるのか、期待が高まっている。

  22日午後3時、ロッテホテルワールド(ソウル市中区小公洞)で新月火ドラマ『ラブレイン』(KBS第2)の制作発表会が行われた。この日、公開された映像では、ユン・ソクホ監督特有の絵画のような映像美が、チャン・グンソクとユナの演技とマッチしていた。

 同ドラマは、70年代のアナログ的な愛と2012年のデジタル時代の愛を同時に見せる若者たちの純粋なラブストーリー。ユン・ソクホ監督が『秋の童話』や『冬のソナタ』で見せた水彩画のような映像美や感性で、視聴者に語りかける。チャン・グンソクと少女時代のユナが、70年代と2012年現在の姿を1人2役で演じている点も注目を集めている。

 ユン・ソクホ監督は「四季シリーズ以来6年ぶりの作品。6年間、遊んでいなかったということをお見せしたい。今回のドラマは、自分がやりたいことを盛り込んだストーリー構成になっている」と話した。

 チャン・グンソクは「70年代と2000年代を行き来するキャラクターを演じる。俳優としては挑戦できると思った」と話した。続けて「経験していない時代の話なので、混乱もしたし、難しさもあったが監督が助けてくださった。自分のキャラクターをうまく生かすことができる作品になるだろう」と期待を示した。

 2年ぶりにドラマに出演するユナは「これまで自分がお見せしたかったものをお見せしたい。2つのキャラクターを演じるということで、プレッシャーと緊張感があった」と話した。彼女は劇中、70年代と2012年の人物を演じる。

 制作発表会の現場には、国内外350人の報道陣が集まった。日本、中国、タイなどのほか、フランスなどヨーロッパ地域の報道陣も出席。『ラブレイン』に対する関心の高さをうかがわせた。

ムン・ワンシク記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版