中国・日本・タイ人が1年以内に行ってみたい都市の一位にソウル市が選ばれた。
9日ソウル市は、昨年11月から今年1月までニルソンカンパニーを通じて、中国・日本・タイ人3,800人を対象に行われた「2010年ソウル市海外マーケティング効果」による調査結果を発表した。発表された内容によると、回答者達が最も行ってみたい都市の1位としてソウルが選ばれた。
中国人回答者の16.4%は、世界で最も行ってみたい都市にソウルを挙げた。次に▲東京(11.0%)▲シドニー(9.4%)等が続いた。
日本人回答者の場合には、▲ソウル(10.6%)▲ホノルル(10.2%)▲パリ(5.4%)の順で挙がった。タイ人回答者の場合には、▲ソウル(19.0%)▲東京(16.8%)▲モルディブ(9.8%)の順で挙げられた。
中国人達がソウルに行って観たい理由(複数回答)には、▲地理的に近い(33.3%)▲メディアによる都市の広報広告などを見て(31.8%)▲ソウルが背景となったテレビドラマを見て(28.9%)等があった。
同じ質問に対して日本人の回答は、▲ 地理的に近い(65.2%)▲以前のソウル訪問をきっかけに(29.7%)▲旅行商品、航空券などの割引イベント(19.0%)等があった。タイ人の回答は、▲メディアによる都市の広報広告などを見て(40.6%)▲ソウルが背景となったテレビドラマを見て(38.5%)▲ソウル市に関連したプロモーションを見て(25.7%)等があった。
今回の調査は昨年の11月と1月の2度にわたって計3,200名(中国人800人、日本人500人、タイ人300人)を対象にしたオンラインによる調査と、去る1月には南大門、梨泰院(イテウォン)などのソウルの主要観光地で計600人(中国人250人、日本人250人、タイ人100人)に直接声をかけて行われたアンケート調査の結果を分析したものだ。
イ スルキ 記者