みなさんこんにちは
2月ももう少しで終わりですね。
最近のソウルは気温の変化が激しいですが、日中には10度近くまで気温が上がることもあり、日に日に暖かさが感じられる気候にもなってきました。
今回は韓国の伝統衣装をご紹介します。
数多くの歴史ドラマが撮影された龍仁MBCドラミアには、ドラマの衣装が体験できる宮中衣装体験室があります。
ドラミアツアーにご参加いただいた多くのお客様にもお楽しみいただいている体験となります。
この体験室では、ドラマの衣装だけではなく、一般の韓服も体験することができます。
韓国の伝統衣装といえば、日本では「チマチョゴリ」として広く知られているかと思います。
チマチョゴリは、チマがスカート、チョゴリが上着という意味です。
韓国では男性、女性の伝統衣装を合わせて一般的に「韓服(ハンボッ)」と呼んでいます。
着やすく動きやすい洋服が主流となった現代では、普段着る機会が少なくなってしまいましたが、旧正月、秋夕、結婚式、記念日などの特別な行事の際には今でも多くの人々が着ています。
体験室にも、いろいろなデザインや形の韓服が用意されています。
大人の韓服だけではなく、男の子用、女の子用の子供の韓服もあります。
こちらは男の子用の韓服です。
王世子や世孫になった気分で親子で体験してみるのもいいですね。
韓服はとっても鮮やかな色彩となっています。
好みで上下の組み合わせを変えることもできます。
韓服にはオッコルムと呼ばれる結び紐が付いています。
長いオッコルムは、無病長寿の意味が込められています。
唐衣(タンイ)と呼ばれるチョゴリは、王族など位の高い女性たちが着用していました。
前後に長い垂れがあり、龍や鳳凰、花の模様などによっても位が分かれていたといわれています。
歴史ドラマに登場する女性たちの衣装でも見る機会が多いと思います。
こちらはノリゲと呼ばれるアクセサリーです。
オッコルムに付けられます。
きれいな石が付いているものや、きれいな模様が刺繍されているものなどがあります。
髪飾りもいろいろなデザインが用意されています。
全身コーディネートすることができます。
歴史ドラマの王妃の姿にもよく見られるカチェのかつら、結婚式などでつけるチョクトリと呼ばれる冠、ティアラなどがあります。
装飾品の意味などからも伝統文化に触れることができます。
ヘアーバンド式になっている髪飾りもあるので、簡単に付けられます。
衣装を着た後は、体験室内で自由に写真撮影ができます。
韓国歴史ドラマの人気と共に、「私もあのきれいな衣装を着てみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。
伝統衣装の体験を通して、韓国の伝統文化や風習により深く触れてみるのもいいですね。
韓国旅行へお越しの際は、韓国の伝統衣装体験もお楽しみください。