みなさんこんにちは
今週の1月31日(金曜日)は旧正月です。
毎年韓国では、旧正月の前後を含む3日間が旧正月連休となります。
今年は週末にかかるため、1月30日(木曜日)から2月2日(日曜日)までの4日間連休となります。
旧正月には、家族や親戚が集まって過ごす人々が多く、地方へ向かう人々も多くなります。
街中では、旧正月料理の食材やギフトセットなどを準備する人々で賑わっています。
外国から訪れる観光客にとっては、韓国のお正月文化や風習に触れる機会にもなるのではないでしょうか。
今回は年々拡大している龍仁MBCドラミアをご紹介します。
ソウル中心部から車で約1時間半弱ほど離れた龍仁という所にドラミアがあります。
歴史ドラマを撮影する際、現代的な建物が背景に入らないよう、山々に囲まれた土地に建設された巨大なセット場です。
数々のドラマがこのドラミアで撮影されました。
一般の人々も見学できるようになった歴史は浅いですが、韓国ドラマの人気によって今では世界各国の人々が見学に訪れています。
またドラマファンの中には、すでに何度も訪れているという人々も多いです。
セットは、ドラマの設定や時代背景によっても少しずつ変わり、次々に新しい施設も建設されています。
完成することがないドラミアは、訪れる度に新しい感動があることも魅力の一つとなっています。
建物は実際の建築資材が用いられ、セットのスケールを超えています。
王宮施設や伝統家屋などからは、韓国の歴史や文化にも触れることができます。
ドラマの名場面を思い出しながらめぐるだけではなく、さまざまな特徴を持った建築をめぐる楽しさがあります。
ドラミアの中のいくつかのスポットをご紹介します。
池にかけられた橋や回廊がとっても美しいです。
今にも将軍が出てきそうです。
両班のお屋敷としても登場する家です。
庶民の家には農作業の道具や台所用具なども置かれています。
当時の人々の生活にも触れることができます。
朝鮮時代の警察業務を担当していた捕盗庁(ポドチョン)と牢屋です。
罪人が拷問を受けるシーンは歴史ドラマでもおなじみです。
朝鮮一の名医として名を残した男の生涯を描いた『亀巌(クアム)ホ・ジュン』で、度々登場する内医院では、さまざまな薬を調合するシーンなどに登場しました。
美しい王宮施設の建物は、王妃や公主などの居住施設として登場します。
蓮池も王宮内の施設として度々登場しています。
景福宮の勤政殿を再現した大殿では、王族や臣下たちが集まる大きな行事の際に登場します。
本物の歴史遺産であるかのようなスケールです。
城門も旅立ちのシーンなどに登場します。
ドラミアを見学していると、「あっここか~」「見たことある~」という観覧客の声も聞こえてきます。
こちらは施設を拡大し見学コースに加わって間もないロケ地です。
昨年まで放送されていた『馬医』のロケ地です。
『馬医』は、馬の専門医から王の主治医までの上り詰めた男のストーリです。
こちらは「恵民署(ヘミンソ)」と呼ばれる朝鮮時代に庶民の病気治療や薬の調合などを行なったところとして登場しました。
また同じく昨年放送されたラブファンタジー史劇の『九家の書』では、百年客館として登場します。
こちらは昨年放送された『火の女神チョンイ』のロケ地です。
『火の女神チョンイ』は朝鮮初の女性沙器匠(陶工)を描いた作品として、作業場や窯のセットなどがあります。
ドラマの中心舞台ともなったところです。
『宮廷女官チャングムの誓い』の撮影が行われた「大長今テーマパーク」は閉園してしまいましたが、
ドラミアには水刺間(スラッカン)を再現した施設もあります。
韓国での放送から10年経った現在も世界各国の観覧客から注目を集めています。
高台の上から見るドラミアは、とっても美しいです。
時代劇の世界にタイムスリップしたようです。
実際に撮影が行われている際には、見学できない施設もありますが、撮影現場を見学できるチャンスもあります。
撮影の小道具がそのまま残されていることもあります。
ドラミア見学後には、ドラマを見ながら実際に訪れたロケ地をチェックしてみてください。
「あっ私もここを歩いたんだ~」というシーンが必ず見つかると思います。
ソウルツアーでは多様なドラミア見学ツアーをご案内しています!!
ドラマのシーンと合わせながら分かりやすく楽しくドラミアをめぐります。
韓国旅行へお越しの際は、龍仁MBCドラミアを是非お訪ねください。