皆さん、こんにちは。ソウル各地では、桜が散ってしまいましたが、気温も大分暖かくなってきました。街行く人々の服装も春物へと完全に変わりました。また、今週の土曜日からは雨が降り、天候が崩れるそうですので、韓国へお越しの皆様はお身体にお気をつけくださいませ。
日本では、現在ゴールデンウィーク真っ只中ですよね!皆さん、素敵な休日をお過ごしくださいね。
さて今回は、そんな春日和な「仁寺通り」をご紹介していきたいと思っております。
仁寺洞は観光地としても有名で、毎日多くの人で賑わうエリアとなります!メイン通りには、韓国ならではのお土産屋や工芸品、骨董品を扱うお店、陶磁器のお店、美術品を扱うお店など様々なお店が並んでいます。
仁寺洞の町並みは、伝統的なデザインで彩られ、こじんまりとしたお店が多く並んでいます。中には昔の家屋を感じさせる作りの食事処や伝統茶のお店などがあります。
また、仁寺洞では、韓国の伝統が息づいている唯一の場所でもある為、韓国語のみの看板が多く飾られています。
仁寺洞のメイン通りをゆっくり見学していると、お餅専門店で人が集まっているのを発見しました。何かな~と覗いてみると、5月限定の「つつじの花煎(전달래화전/チョンダルレファジョン)」が販売されていました。
화전(ファジョン/花煎)とは、もち米や小麦、きびの粉を練って平たくし、つつじや菊などの花びらを乗せて焼いたお餅の事を言い、韓国で昔から伝わる伝統的な食べ物になります。
もちろん、食べる事のできる花を乗せて作られ、17世紀後半に書かれた最古の料理本「飲食知味方」に載っていたといいます。
また화전(ファジョン/花煎)は、季節ごとに咲く花を用いて作られ、春はつつじ、夏は薔薇、秋は菊を乗せて作られます。こちらは砂糖や蜂蜜などに付けて食べられます。
さて次には、メイン通りを歩いていると甘い香りが漂ってきました!その正体を確かめてみるとホットク(호떡)という韓国の伝統的なお菓子が売られていました。
.ホットクは皆さんもご存知の方が沢山いらっしゃると思いますが、 蜜が入っているお焼きのような食べ物になります。ソウル各地の露店でよく売られています。その場で作られているのでアッツアツのホットクが召し上がることができます。
皆さんも韓国へお越しの際は仁寺洞で楽しいひと時を過ごしてみてはいかがですか?
ゴールデンウィークを楽しんでお過ごしくださいませ。ソウルツアーでした。