皆さん、こんにちは。
雨続きであったソウルの天候は、最近は大分落ち着き日差しの強い良いお天気が続いています。 今夏は雨ばかり降るのであろうと思っていましたが、久しぶりに晴れたので、気持ちも良いです!ご観光にはとても良い天候だと思います。
さて今回は、ソウル市内に位置する古宮の一つである昌徳宮をご紹介したいと思います。 昌徳宮は1997年にユネスコ世界文化遺産として登録され、一年中多くの観光客が訪れるスポットになります。昌徳宮の内部には木々などの自然も溢れているので、四季折々の景色も楽しめることもできるのです。
上記が昌徳宮の入り口になります。入り口の門は「敦化門(トンファムン)」と呼ばれ、ソウルに残る2層門の中でも一番古いものになります。
地下鉄3号線の「安国(안국/アングッ)駅3番出口を出て、直進約5分程進むと左手に見えてきます。
昌徳宮は1405年に景福宮の離宮として建造された宮殿になり、約270年の間、朝鮮王朝王朝の政務が行われた場所です。。
入り口付近にあるチケット売り場にて入場券(大人-3、000ウォン、7歳から18歳までのお子様-1、500ウォン)を買い、昌徳宮の中へ入っていきます。
敦化門(トンファムン)をくぐって行くと、約600年もの歴史のある錦川橋(クムチョンギョ)と呼ばれる石橋が見えてきます。
そしてさらに昌徳宮の奥へと進んで行くと、昌徳宮の正殿の「仁政殿(インジョンジョン)」が見えてきます。
こちらでは、即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見などの重要な行事が行われた場所になります。 仁政殿(インジョンジョン)の内部では、王が座ったとされる場所もご覧になることができます。
そして仁政殿(インジョンジョン)の建物の前後には、ドゥム(드므)と呼ばれる色褪せた緑色の防水水を貯めておく入れ物も置いてあります。これは、火魔を追い払い火災の予防として配置されているのです。
そしてその他にも、王と王妃の寝殿であり、生活する場所としても使われた大造殿(デジョジョン)や国政を議論する場所として使われた宣政殿(ソンジョンジョン)なども見ることができます。 また、木々や花などの自然にも触れる事ができるのです。
また、写真にはありませんが、昌徳宮の北半分を占め、28棟の楼閣が建てられている後苑もあります。こちらでは、必ず、ガイド付きの案内になり、昌徳宮の入場料の他に観覧料金(大人-5,000ウォン、7歳から18歳までのお子様-2,500ウォン)がかかります。
そして、もう少し奥の方へ進んで行くと、先ほどの建物より少々感じの違う建物が並ぶ地区にが見えてきます。こちらは、楽善斎(ナクソンジェ)と寿康斎(スガンジェ)になります。 楽善斎(ナクソンジェ)は、憲宗13(1847)年に側室だった朝鮮第24代王の慶嬪金氏(ギョンビンキムシ)の為に建てられた建物になり、寿康斎(スガンジェ)は憲宗(ホンジョン)の祖母である純元王后(スンウォンワンフ)の住んだ場所になります。
昌徳宮は自由観覧になりますが、お時間(12:30)に合わせて行くと案内を聞きながら観覧もできます。
また、ソウルツアーでも昌徳宮 へ向うツアーをご用意いたしておりますので、ご参考くださいませ!
韓国3大世界遺産めぐりツアー(昌徳宮・宗廟・水原華城)
4大世界文化遺産めぐりツアー(昌徳宮・宗廟・華城・隆健陵)※月曜日は除き
韓国2大世界文化遺産(昌徳宮+宗廟)+北村韓屋村(北村8景)ツアー