都会のオアシス清渓川のイベント

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みなさんこんにちは

ソウルは晴れ間が続き、日中には25度近くまで気温が上がります。
朝晩は涼しいですが、日中は暖かさを通り越して蒸し暑い気候となっています。
行楽日和が続くと、どこかへ出かけたくなりますね。

今回は、都会の中心を流れる清渓川で開催されている“清渓川祭り2012”をご紹介します。
5月に入り、各地でさまざまなイベントが行われるようになってきました。
このお祭りは5月5日(土曜日)から5月13日(日曜日)まで開催されています。
光化門広場近くの清渓広場を中心に、パフォーマンスが行なわれたり、清渓川にはさまざまなモニュメントが飾られています。いつもとは違う清渓川の姿を見ることができます。

清渓川は、都会のオアシスとして、平日には周辺の会社員、週末には家族連れの姿が多いです。
また、ソウルを訪れた観光客も見学に訪れています。
川沿いの新緑も美しく、特に気候の暑い時期には、川の流れがとっても涼しげです。
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清渓川祭りは“波瀾万丈”をテーマとして、清渓川を通した過去のソウルの記憶と、明るい未来を願うイベントとして開催されています。
“分かち合い、歴史、記憶、流浪”など、多様な作品が清渓川のあちこちに展示されています。
清渓広場にはステージが設置され、さまざまなパフォーマンスが行なわれたり、国内最大規模の募金プログラムも開催されています。
広場の中央にある“愛のコイン畑”には、一面に募金のコインが敷き詰められています。
巨大なお金をモチーフにしたモニュメントなども飾られていました。
お祭りの期間に集められた募金は、厳しい環境に置かれた子供たちのために使われます。 
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清渓川の上空に浮かぶ巨大なバスのモニュメントは、漫画家チェ・ホチョルが過去のソウルの人々の姿を描いたものです。
実際のバスの大きさと同じく制作されています。
波瀾万丈の時を、元気に歩んできた人々の姿が生き生きと表現されています。表情がとっても豊かで、懐かしさも感じられます。
そして、バスが過ぎ去った後には色とりどりの風船が連なっています。
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ソウルの本来の風景を復元するため、時の流れの中で失われた自然の姿や、都市の象徴などがさまざまな形となって表現されたモニュメントもあります。
色とりどりのモニュメントが、風に揺れてきれいです。 
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こちらは15mもある巨大な木のモニュメントです。
よく見るとイスやテーブル、ベット、ドアなど、木材の廃材で作られています。
使われなくなった木材の廃材を市民から集めて、再び木を作るというユニークな発想ですね。
ストリートパフォーマンスに使われる虎のモニュメントもありました。虎の顔には、麦わら帽子やほうきが使われていました。 
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清渓川両側の壁には巨大なボードケームのモニュメントがありました。
ソウル、ワシントン、バンコクなど、全世界2000人以上の学生たちが参加した展示物です。
“都市の大河”をテーマに描かれています。
青少年の文化交流を通して、都市と自然の調和と疎通、和合などの意味が込められています。
巨大なサイコロも展示され、楽しみながら展示物を鑑賞することができます。

清渓川では季節ごとにさまざまなイベントが行われ、散策を楽しむだけではなく、文化空間ともなっています。
ソウルの過去と現在が感じられるスポットでもあります。
自然と涼しげな川の流れを感じながら、清渓川を散策してみるのもいいですね。

韓国旅行へお越しの際は、清渓川にも行ってみてください。

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