私の名前はキム・サムスン

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作品紹介2005年夏、50.5%という最高の視聴率を記録し、数々の話題を呼んだドラマ「私の名前はキム・サムスン」。 ヒロインのキム・サムスンは、30歳を目前で恋人に振られ、仕事もなくした太めのパティシエ。キム・サムスンのキャラクターを素敵に演技したキム・ソナは、2005年MBC演技大賞と最優秀女優賞を受賞、そして相手役のヒョン・ビン も最優秀男優賞を受賞するなど計8つの部門で受賞し、完成度の高い作品としても認められた。 こんなに人気を集めた理由は、それまで美しいヒロインのシンデレラストーリーが大部分を占めていた韓国ドラマに新たなムーブメントを興したことと韓国の同世代の女性たちが共感できる話題のためじゃないかと思う。 またこのドラマで登場した、ブタのぬいぐるみや児童書「モモ」も大人気となり、サムスン・シンドロームを巻き起こした。 

作品名 私の名前はキム・サムスン
出演 キム・ソナ、ヒョン・ビン、チョン・リョウォン、ダニエル・へニー
放送期間 2005年 6月 1日~7月 21日(毎週水・木曜、全16話)
放送局 MBC
監督 キム・ユンチョル
脚本 キム・ドウ

あらすじ30歳で太めのキム・サムスンはクリスマス・イブに恋人のヒョヌに振られた上、パティシエとして働いていた店でも首になる。どん底から這い上がろうとしたサムスンはホテルのレストランの面接へ行く。結局不採用になるが、そこでホテルの御曹司、ジノンと出会う。フレンチ・レストランを経営しているジノンは新しいパティシエを探していた。偶然サムスンが見本として作ってきたケーキを食べたジノンは女をスカウトする。サムスンは傍若無人なジノンに反感を持つが、仕事欲しさに彼の店でパティシエとして働くことになる。お金が必要なサムスンがと結婚圧迫を受けてきたジノンは、契約恋愛を通して偽恋人ぶりをしながら、二人が見せてくれる多様なエピソードが魅力的なドラマで、最高視聴率50.5%を記録した史上最高のロマンチック・ラブコメディ。

登場人物• キム・ソナ(キム・サムスン役)

パティシエで30歳のオールドミス。綺麗じゃないし、すんなりじゃないしぴちぴちと若くない好奇心旺盛な女で独り語をいう癖もあり、それにあらゆる悪口をあびせるサムスンであるがその姿が全然憎らしくない。サムスンというださい名前を冴えない。

• ヒョン・ビン(ヒョン・ジンホン役)
高級レストラン「ボナペティ」を営むオーナー。自分が起こした事故によって兄と兄嫁を失ってから、違い冷ややかで、ひねくれた人物になってしまうけど一方優しい暖かさで、女性達の心を掴む。ここに相手を感動させるために、ピアノを引きながら歌を歌うセンス。感覚的な恋の密語ささやいてくれるセンス。おばさんファンのため、こっそりシャワーを浴びる場面を見せるセンスがジンホンだけの魅力。

• チョン・リョウォン(ユ・ヒジン役)
ジンホンの昔の恋人。しかし、彼女はガンという病でアメリカに行く。約2年に渡る闘病生活を終えて、彼のもとへ帰ってくる。ところが彼の前に現れたヒジンに、ジンホンは冷たく言い放つ。「好きな人がいる」と。今度はサムスンというダサいデブ女と闘う羽目になる。

• ダニエル・ヘニー(ヘンリー・キム役)
医師、アメリカに養子に行った韓国系アメリカ人。
ヒジンを心から愛していながら決して束縛しようとせず、ジンホンとの恋が実ることを本気で祈り、病気の完治を願っている。

主なロケ地• レストラン「ボナペティ」(現:TODAI)

ジノンが経営する高級フレンチレストラン「ボナペティ」。ドラマの半分以上はこのレストランが舞台になっており、ジノンが車で乗り付ける入口をはじめピアノもある広いフロア、カウンターバー、社長室など実は撮影当時は休業中だったようですが、現在はTODAIという名前の寿司バイキングチェーン店。

• プラザホテル
ジノンの母・ナ社長が経営するホテル。サムスンがパティシエの面接に訪れ、ジノンと運命的な出会いを果たしたホテルで、またジノンが泳ぐプールや、ヒョヌとサムスンが一緒のところにジノンが現れサムスンを連れて出るという印象的なシーンが撮影された所。「私の名前はキム・サムスン」のほかにも「冬のソナタ」「夏の香り」などの撮影によく使われているホテルです。

• 南山ロープウェイ・Nソウルタワー
ジノンにお見合いをぶち壊されたサムスンが向かった先が南山。息を切らして上っていた長い階段は、ラストシーンでも印象的に登場した。

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