私に嘘をついてみて

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作品紹介平凡な公務員であるコン・アジョンの偽装結婚スキャンダルが、周辺の人々を巻き込んで繰り広げる、愉快で爽快なラブコメディが「私に嘘をついてみて」。

今どんなにキラキラと輝いている愛も嘘であるということを、愛のために苦しんだ人なら誰でも知っている。このことを知っているから、人は初めての愛よりも2番目の愛がもっと難しいと感じるのである。この物語では、愛が嘘であるということを、あまりにもよく知っている2人が新しい愛を始める。少し浅はかで、時には図々しく、手ごわい男と手ごわい女の嘘のバトルが繰り広げられる。二人にとって愛が嘘になってしまうのだろうか、または真実の愛になるのだろうか。
コン・アジョンの偽装結婚スキャンダルの相手役は、財閥のヒョン・ギジュンというホテル経営人で、家柄もよく、頭もよく、容姿もいいモテ男の中のモテ男。扱いにくいコン・アジョンに振り回される自分にあきれながらも、一方では彼女に興味を持ち始める。
飾り気がなく、勝気な性格の持ち主であるコン・アジョン役にユン・ウネが、ダンディーでプライドが高いヒョン・ギジュン役にカン・ジファンがキャスティングされ、2人の独特な魅力を存分に見せている。
初恋に失敗した経験を持つコン・アジョンと、とても優秀なヒョン・ギジュンの共通点は、愛とは嘘も同然で、なんでもないことと考えていることだったが、次第に2人にも愛が似合うようになってくる。2人の愛の駆け引きが、視聴者を笑いと涙で包む作品となった。

作品名 私に嘘をついてみて
出演 カン・ジファン、ユン・ウネ、ソンジュン、チョ・ユニ
放送期間 2011、05、09~2011、06、28
放送局 SBS
監督 キム・スリョン、クォン・ヒョクチャン
脚本 キム・イェリ、ファン・ジュハなど

あらすじ有能な公務員3年目のコン・アジョンは、自分の初恋相手にふさわしい女性になるために努力してきたが、初恋相手を親友に奪われてしまった。

ある日、仕事で大きなトラブルが発生したアジョンは、クラブで出会ったヒョン・サンヒ(ソンジュン)と酒を飲んでいたが、酔っ払って倒れてしまう。たまたま、弟のサンヒを追いかけてきたワールドグループ代表取締役のヒョン・ギジュン(カン・ジファン)は、目の前で倒れたアジョンを仕方なく病院まで連れて行き、一晩看病することになってしまう。
その後再び、初恋相手を奪って結婚した親友と再会し、腹が立ったアジョンは、思わず「自分も結婚したの」と嘘をついてしまう。
このアジョンがついた嘘と、偶然に出会ったギジュンが全く面識のないアジョンと結婚しているという噂によって、周囲は大騒ぎとなる。
結婚はしたくないが、ただ結婚したという嘘の肩書きだけが欲しいアジョンは、偶然の出会で親しくなったサンヒのフォローによりなんとか疑いを避けていくも、徐々に本当にギジュンに惹かれている自分に気付く。しかし、ギジュンは、弟のサンヒもアジョンに対して自分と同じように特別な感情を抱いていることを知り苦悩することになる。

登場人物• ヒョン・ギジュン(カン・ジファン)

ワールドグループ代表取締役。どこにでもいる平凡なおじさんでもなく、まあまあな独身男性でもない。
家柄もよく、頭もよく、容姿もよい、韓国で2番目だと言えば恨めしく思うほどの本当のモテ男である。
何一つ不足することなく生まれてきたが、ちょうど思春期に差し掛かった時、両親を一度に事故で失い、弟と一緒に性格の強い叔母の手で育てられた。たった一人の兄という理由から、他の人よりも断然早く大人になって、一生懸命に仕事に専念してきたために、現在は韓国で最も有名な若い経営人の一人として数えられている。
自他共に結婚相手を探している間に、本人もよく知らない女性と結婚したというでたらめな噂が広まる。非常識で図々しく強気に登場した女を、軽蔑しながらもどんどん彼女に振り回されていく。

• コン・アジョン(ユン・ウネ)
文化体育観光部5級公務員。
彼女はどこにでもいるような平凡な娘でも、フリーターでもない。
幼コン・アジョンい頃は、お転婆娘というよりも、わんぱく小僧のような子供だった。母親がいなく、父親の手で育ったため、ますます男の子らしかった。よく食べて、よく遊び、力も我が強く、誰よりも強気だったため、どんな大人になるのだろうかと周りからよく言われた。
思春期の頃には、反抗心から問題を引き起こしていたが、高校3年生になるとやる気を出し、浪人して大学に入学した。
初恋相手に少しでも似合う女性になりたいという一心で、公務員試験の勉強に励み、一度で公務員試験に合格した。そして、いつのまにか有能な公務員として3年が過ぎたが、初恋相手に見事にフラれてしまう。
30歳が目前に迫っているある日、彼女は自身のプライドのために、結婚したと嘘をついてしまう。たいしたことではない嘘が、思いもしていなかった状況を引き起こしてしまい、自分が作った詐欺劇によって自分自身が混乱にはまってしまう。

• ヒョン・サンヒ(ソンジュン)
ギジュンの弟。
愉快で肯定的で柔軟である。10分も一緒にいれば、誰でも親しくなることができる。

末っ子らしく、兄には楽しむことができない自由まで経験しながら育った。何でもできる環境の中で、何でも自分の思い通りにしてきた。 反抗もし、道楽息子のような生活も経験し、子供のような分別のない振る舞いもしてきた。そのお陰で想像もできなかった、すべての賭け事も一通りこなす。
3年の間、何もせずにフリーターのようにうろうろしていたが、少しずつ答えを探しに行こうと考えているところだ。
そして、アジョンの信じられない結婚詐欺劇に巻き込まれていく。

• オ・ユンジュ(チョ・ユニ)
ディスプレイデザイナー、サンヒの友人。
サンヒと小学校時代の同級生。
仲睦まじい家庭で愛されて育った彼女は、一度も引っかかれたり傷ついたことがない透き通ったガラスのようである。
透き通ったガラスのようでも、彼女はとても温かかった。
騒がしく自分を掻き立てることもなく、誰よりも魅力的な女性である。
一言でいえば、彼女は美しくて大人しく、同じ女性たちに挫折感を抱かせるような女性である。
サンヒの兄であるギジュンを愛していたが、破局したあとパリに渡って、3年ぶりに韓国に戻ってきた。

主なロケ地• 国立国楽院

韓国の伝統音楽や舞踊を保存、伝承すると共に、普及、発展させる目的で設立された施設。新羅時代以後から伝わる宮中音楽に起源を置き、各種の公演が行なわれている。内部は伝統的な演奏空間の特性を生かして、全ての国楽の公演に合うように建てられている。また、隣接する国楽博物館では、さまざまな楽器、資料、映像などによって国楽が紹介されている。ドラマではコン・アジョンの職場として登場する。

• 臥龍公園展望台
ソウルの城郭が見られる臥龍公園は、景福宮や青瓦台の背景に聳える北岳山の登山コースの入口になっており、都会の中心とは思えないほどの自然が残されている。登山客も多く訪れているが、ソウルの展望名所としても知られている。この公園は、龍が横たわっている姿に似ていることから、臥龍公園という名前がついたと言われている。公園内には、運動場や休憩所などの施設も整い、市民の憩いの場となっている。
ドラマではギジュンがアジョンの家まで見送る途中で、キスをしようとしたシーンが撮影された。

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