京畿道に散在している韓国の世界文化遺産(南漢山城、水原華城、隆健陵)を1日でまわるツアーが誕生しました。
2014年、韓国では11番目でユネスコに世界文化遺産として登載した南漢山城(ナンハンサンソン)。
南漢山城は山の地形を生かして積み上げた山城で、7世紀から19世紀まで時代の流れによって城を積み上げる技術の発達ぶりがよく見られるという点が高い評価を得ています。
ソウルから電車で約1時間の水原にある水原華城は、朝鮮の第22代の正祖大王が在位の時、1794年1月に着工して1796年6月に完工しました。正祖の父親である思悼世子(サドセザ)の死を惜しみながら、首都を移ろうとした孝行心が築城の基になり、党争による党派政治を根絶しつつ強力な王道政治の実現のための政治的な抱負が盛り込まれたところです。
2009年6月に新しく世界文化遺産として登録された隆健陵(ユンゴンルン)は水原華城を築城した正祖大王と孝懿王后のお墓こと「健陵(ゴンルン)」と彼の親である思悼世子と惠慶宮洪氏のお墓こと「隆陵(ユンルン)」を合わせて示しているものであります。
朝鮮時代の王陵42基の中、韓国に散在している40基(2基は北朝鮮にある)が儒教・風水を基にした独特な建築と景観様式などその価値が認められ世界文化遺産に登録されました。
世界文化遺産にご興味のある方、韓国の歴史を知りたい方へお勧めする「1日でまわる京畿道の3大世界文化遺産ツアー」へ皆様の多くのご参加をお待ちしております。
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