韓国映画界に吹き荒れるイケメンブーム

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スクリーンのイケメン俳優ブームは今も熱い。

 今年の韓国映画は特に、イケメン俳優が出演している作品に人気が集まった。カン・ドンウォン主演映画『義兄弟 SECRET REUNION』は546万人、ウォンビンの『おじさん』は574万人を動員している。BIGBANGのT.O.Pが出演した『戦火の中へ』も330万人を動員した。秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月22日)期間中はソン・スンホン、チュ・ジンモ、キム・ガンウ、チョ・ハンソンが出演している『無敵者』が話題を呼んでいる。

 こうした韓国映画界のイケメンブームは、年内いっぱい続きそうだ。

 まず、11月11日に公開されるカン・ドンウォン&コ・ス出演の『超能力者』。この映画は、超能力者とその能力が唯一通じない男の対決という設定が話題だ。

 ウエーブヘアでイメージを一新したカン・ドンウォンのミステリアスな目には、険しい表情のコ・スの顔が映り込んでいるかのよう。この二人の対比が強烈な印象を残すポスターに、女性ファンは熱い反応を見せている。

 昨年12月に除隊したコン・ユも、ちょうど1年後の今年12月に公開が予定されている映画『キム・ジョンウク探し』でスクリーンに戻ってくる。

 基になっている同名のミュージカル作品が大ヒットしている上、コン・ユとイム・スジョンの共演ということも注目ポイントの一つだ。

 『超能力者』と『キム・ジョンウク探し』がヒットし、2010年韓国映画界の新たな1ページにイケメン俳優ブームという言葉が刻まれるか、注目していきたい。

チョン・ヒョンファ記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版