みなさんこんにちは。
今日のソウルはこの冬一番の冷え込みとなりました。
日中でも氷点下となり、人々の服装も一段と厚着になっています。
今回は、韓国の年賀カードをご紹介します。
最近は文房具屋、書店、スーパーマーケットなどで、クリスマスカードや年賀カードの商品棚をよく見かけます。
韓国では、日本のように年賀ハガキを毎年送るという習慣はありませんが、
家族や友達、お世話になっている先生など、親しい人へカードを送ったりしています
年賀カードには、韓国ならではのデザインがたくさん盛り込まれています。
日本の「あけましておめでとうございます」にあたる韓国の新年の挨拶は
「セヘ ボッ マニ バドゥセヨ(새해 복 많이 받으세요)」です。
これは、“新しい年にたくさんの福をお受け下さい”という意味があります
そのため、韓国の年賀カードを見てみると、“福(복)”という文字がデザインされているものがたくさんあります。
日本人にもとっても分かりやすいですね。
そしてカッチ(까치)と呼ばれる、お腹の部分が白く、羽の一部が青い鳥も多く描かれています。
日本ではカササギと呼ばれている鳥です。
韓国では縁起のよい幸福の鳥とも言われています。
または日本の年賀状でもよく書かれる、「謹賀新年」と漢字で書かれているカードもあります。
子供たちが伝統遊びをしているかわいいデザインのカードもたくさんありました。
韓国の伝統や風習などがよく分かりますね
凧揚げはヨンナルリギ(연날리기)と言われ、韓国でもお正月遊びの一つです。
凧には自分の願い事や「送厄迎福」と書かれることがあります。
これは、厄払いをして、よい福を迎えるという意味です。
凧を空高くあげ、糸が全てなくなると、糸を切って飛ばしたりもします。
韓国の伝統衣装がデザインされているカードもたくさんありました。
色とりどりの華やかな韓国衣装は、とってもきれいです
韓国ならではの伝統的な模様やデザインのカードは、高級感がありとってもオシャレです。
カードの中には立体的なものも多く、カードとしてだけではなく、
部屋に飾れるようなデザインや仕掛けになっているものもあります。
こちらは、韓国の伝統衣装を着た女性たちが踊りをおどっている立体カードです。
また、クリスマスカードと年賀カードが二枚一組になっているお得な商品などもありました。
たくさんの種類の年賀カードからは、韓国の伝統や風習を知ることもできます。
韓国旅行へお越しの際は、この時期ならではの韓国の年賀カードをお土産にしてみるのはいかがでしょうか。