みなさんこんにちは。
週末はお天気となりましたが、最近では風の強い日が続いています。
気温は朝から上がるようになり、暖かくなってきました。
今回は、仁寺洞(인사동/インサドン)をご紹介します。
仁寺洞は、韓国の歴史や伝統文化が感じられる街です。
仁寺洞のメインストリートには、伝統工芸品や伝統料理のお店が立ち並んでいます。
ソウルの中心地として知られる鍾路地域に位置しているため、
多くの韓国人も訪れていますが、特に海外から訪れる観光客に人気があります。
景福宮や昌徳宮などの古宮も近くに位置しているため、歴史遺産の見学と合わせて訪れる人々も多いです。
質の高い贈り物やお土産に最適な商品を扱うお店が多いため、観光客もショッピングを楽しんでいます。
週末には、メインストリートが混雑するほどの人出です。
歩行者天国になっているので、ゆっくり歩きながらいろいろなお店を見てまわることができます。
春らしいスカーフや花を売るお店に、たくさんの人が集まっていました。
骨董品や古本などのお店もたくさんあります。
仁寺洞の地域は、両班(朝鮮時代の官僚、支配機構の階級)が多く住んでいた所で、
歴史を感じる古い骨董品の数々が見られます。
古い家具、仏教美術品、陶磁器など、骨董品好きな人にも人気があります。
掘り出し物が見つかるかもしれませんね。
仁寺洞といえば、伝統茶の喫茶店が多いことでも有名です。
伝統家屋が喫茶店になっているところもあります。
健康や美容に効果のあるさまざまな種類の伝統茶が味わえます。
こちらのお店には韓方薬が並んでいました。
伝統茶の原料になっているものがよく分かります。
独特の香りが漂っています。
屋台では、ホットク、飴、ポンデギ(蚕のさなぎを煮たもの)なども売られています。
昔ながらの韓国のおやつです。
観光客も食べ歩きをしていました。
仁寺洞ではさまざまな伝統行事、イベントも行われています。
先週の土曜日には、伝統的な楽器を演奏しながら練り歩く農楽が行なわれていました。
伝統的な楽器を使った、リズミカルな演奏です。
過ごしやすい気候になってくるこの時期には、ますます各地から多くの人々が集まり、賑わいそうですね。
韓国旅行へお越しの際は、韓国の伝統に触れることができる仁寺洞にも行ってみてください。