韓国のお札にも描かれている鳥竹軒

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みなさんこんにちは。

昨日の3月1日は、日本統治時代の韓国の独立運動を記念する日として、 韓国の祝日でした。
飛石連休となりましたが、3月から学校の新年度が始まる韓国では、
今日から入学式や新学期を迎える学生さんたちも多いです。
日本よりも1ヶ月早く、始まりの季節となります。

今回は、鳥竹軒(오죽헌/オジュッコン)をご紹介します。
韓国江原道(강원도/カンウォンド)江陵市(강릉시/カンヌンシ)に位置しています。

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鳥竹軒は、申師任堂(シンサイムダン)と栗谷李珥(ユルゴッイイ)の実家として広く知られています。

申師任堂は、朝鮮時代中期の女流書画家です筆
詩、書道、絵画、刺繍などで大変評価されたことや、親孝行な人物であったことから、
良妻賢母の見本であるとされています。

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栗谷李珥は、申師任堂の息子で朝鮮時代の儒学者です。
朝鮮王朝にも仕え、偉大な学者兼政治家といわれています。

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申師任堂は、韓国の5万ウォン札に肖像画が用いられ、栗谷李珥は5千ウォン札に肖像画が用いられています。
申師任堂は、韓国の紙幣に登場した最初の女性です。

女性の社会活動が制限されていた時代に、夫を支えながら子供の高い教育に努め、親孝行に尽くした女性と、
その教えを学んだ息子は、歴史の中に名前を残したすばらしい親子の姿です。

鳥竹軒は朝鮮時代初期に建てられた建物です。
当時の建築様式を伝える貴重な資料として、宝物にも指定されています。
周辺にカラスのような黒竹が多くあったため、鳥竹軒と名付けられました。

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鳥竹軒の夢龍室は、申師任堂が夢の中で黒く輝く龍を見て、栗谷李珥を生んだという話から名付けられました。
文成祠は、栗谷李珥が祀られた祠堂で、影像が飾らています。

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こちらは主に男性の住まいとなった外棟と母屋です。
美しい伝統家屋の様式を見ることができます。

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偉大な人物が誕生した地として、多くの子供たちや学生たちの団体も訪れています。

また鳥竹軒の隣には、郷土民族館や歴史文化館があり、江陵市の伝統、風習に関する資料や、
さまざまな歴史遺物の展示を見学することができます。

韓国旅行へお越しの際は、地方の名所もお訪ねください。

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