みなさんこんにちは
ソウルの桜はゆっくりと満開を迎え、地域によって花が散り葉桜になっているところもあれば、
満開を迎えているところもあります。
先週末の土曜日は一日中お天気が崩れましたが、
日曜日にはお天気が回復し、暖かかったこともあり、お花見日和となりました。
今回は汝矣島の桜をご紹介します。
漢江の中洲である汝矣島には、テレビ局や証券会社などが立ち並び、オフィス街となっています。
ドーム状の屋根が特徴的な国会議事堂や展望台、水族館などの施設がある63ビルもあります。
漢江沿いには、遊歩道やサイクリングロード、汝矣島漢江公園が広がり、市民の憩いの場ともなっています。
そして汝矣島は、ソウルを代表する桜の名所として知られています。
毎年この時期になると、各地から多くの人々が訪れ、大変な賑わいとなります。
ソウルの桜を見ようと、外国人観光客の姿も多いです。
今年は2013年4月12日から4月18日まで、“漢江汝矣島 春の花祭り”が開催されていました。
お祭り期間中には、コンサートやストリートパフォーマンスなど、さまざまなイベントが行われます。
今年は例年より開花が遅れたこともあり、
お祭り期間が過ぎてからも、交通規制が行われたり、一部のお祭り施設が延長されていました。
こちらの写真は先週の4月21日(日曜日)の汝矣島です。
地下鉄5号線の汝矣ナル駅周辺は、すでに散ってしまった桜も多いですが、国会議事堂周辺の桜は満開でした。
国会議事堂の後方に続く輪中路(ユンジュンノ)には、1600本もの桜の木があります。
訪れた人々からは「わ~」「きれい~」という歓声が聞こえてきます。
汝矣島の桜は大きな木が多く、豪快に咲き誇っています。
一部では鮮やかな黄色の花が春の訪れを知らせるケナリ(れんぎょう)やツツジなども見られ、
色とりどりの花々がとってもきれいです。
歩道には屋台や露店、桜の花と一緒に記念写真の撮影を行う写真屋さんなどがたくさん並んでいました。
1年に1度の汝矣島の大イベントです。
歩道は、空を覆う桜のトンネルが続いています。
言葉では表現できないほどの美しさです。
漢江沿いの公園では、桜の木の下でお弁当を食べたり、寝転がったりする人々の姿があります。
満開の桜の木が並ぶ光景は見事です。
大きなカメラを持って撮影する人々やテレビ局の取材なども行われていました。
お祭り会場周辺には、花壇にたくさんのお花が飾られていたり、フォトスポットなども設置されています。
食べ物の屋台だけではなく、似顔絵の露店もたくさん並んでいました。
汝矣島では漢江の美しい景色と共に、美しい桜から春の訪れを感じることができます。
韓国旅行へお越しの際は、季節ごとの見所もチェックしてみてください。