みなさんこんにちは
2012年もソウルツアーをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
2013年も引き続き、多くの皆さまに韓国の歴史、伝統、風習に触れていただける、
ツアー企画や韓国情報のご案内に努めてまいりたいと思います。
韓国のお正月の挨拶
새해 복 많이 받으세요(セヘ ボッ マニ パドゥセヨ)
「新しい年にたくさんの福をお受け下さい」という意味です。
みなさん、よいお年をお迎えください。
ソウルは氷点下の気温によって厳しい寒さが続いています。
年末年始に韓国旅行を計画されている方は、手袋やマフラー、帽子などの防寒対策を忘れずに、暖かい服装でお越しください。
今回は年末のソウルの様子をご紹介します。
韓国では旧正月でお正月をお祝いするため、日本のようなお正月の雰囲気はまだありません。
しかしながら街中では、2013年の新しい年を迎える様子が感じられます。
ショッピングの街として知られる明洞です。
まだクリスマスの飾り付けが残されていて街中は華やかな様子です。
年末年始を韓国で過ごそうという多くの外国人観光客の姿もあります。
韓国の学生達も冬休みに入り、多くの若者達で賑わっています。
明洞にはたくさんの屋台が並んでいますが、特に揚げたてのホットバー(魚のすり身を揚げた物)屋台には多くの人々が集まっていました。
ソウルを代表する伝統市場の広蔵市場(광장시장/クァンジャンシジャン)です。
市場の中心にある、たくさんの市場が立ち並ぶ通りには、市場グルメを味わう人々で賑わっています。
トッポッキやスンデ、広蔵市場の名物ともなっているピンデトッ(緑豆を使ったチヂミ)など、
屋台からはおいしそうな湯気が上がっています。
都会の中心を流れる清渓川も雪景色です。
寒さの中でも、清渓川の遊歩道を散策する人々の姿がありました。
先週の土曜日に降り続いた雪が残り、特に日の当たらない日陰は、雪が凍っています。
ソウルでも有名な年越しイベントは、鍾路の普信閣(보신각/ボシンガッ)の「除夜の鐘」です。
前年に活躍した著名人が招待され、除夜の鐘がつかれます。
普信閣周辺の道路は通行止めとなり、各地から多くの人々が集まり大混雑となります。
このイベントの様子は、ニュースなどでも毎年報道されています。
昨日の普信閣では慌しくイベントの準備が進められていました。
周りにはテレビ局の中継者も集まっていました。
日本のように年賀状を送る風習はありませんが、年賀カードが販売されています。
韓国ならではのデザインも多く、伝統文化や風習なども感じられます。
2013年の干支である“巳”がデザインされたものも多いです。
街中の各地で、新年の挨拶が書かれた看板やポスターなども見ることができます。
このような年末年始の飾りをみると、新しい年を迎える気分が高まりますね。
韓国旅行へお越しの際は、年末年始やお正月などこの時期ならではの街の様子を感じてみてください。