みなさんこんにちは
ソウルは再び蒸し暑さが戻ってきました。
日中は日差しが強く、30度近くまで気温が上がっています。
今回は、週末の市庁前ソウル広場をご紹介します。
ソウル中心部に位置するソウル広場では、特に週末にかけてさまざまなイベントが行なわれています。
ソウル市民だけではなく、各地から多くの人々が訪れています。
昨年完成したばかりの新市庁舎と図書館として生まれ変わった旧市庁舎でも
さまざまなイベントが企画され、注目を集めています。
オフィスビルやホテルなどに囲まれたソウル広場は、一面が芝生の広場となっています。
お祭りやイベントが行なわれる度に、ステージやテント、
仮設の展示場などが設置され、広場はいろいろな姿へと変わります。
先週末には“ソウル都市農業博覧会”が開催されていました。
この博覧会はソウル各地が会場となり、5月30日(木曜日)から6月2日(日曜日)まで開催されていました。
都市農業の活性化を目指して、農業に関するさまざまな情報や体験コーナーを集めたイベントとなっています。
専門家によるワークショップや公演なども行われています。
博覧会では、ソウル広場の周りにたくさんのテントが並んでいました。
大都会の中心でさまざまな農作物を見学することができます。
都市にある家やビルの屋上など、限られたスペースを使ってできる菜園が紹介されています。
トラックファームは、トラックの荷台が畑になっています。
新鮮な野菜や果物を家庭で味わうことができます。
ペットボトルやコップ、靴など、いろいろなものがリサイクルされて植木鉢になっていました。
植物や植物の種で作ったアート作品なども展示されています。
実際に農業体験ができるコーナーもありました。
ソウル広場に田んぼが設置され、田植え体験などが行なわれています。
田んぼに放して雑草を食べてもらうカモの姿もあります。
情報館では、都市農業の資料や農機具などが展示されています。
イベント期間中には、野菜の苗木や肥料などの無料配布も行なわれていました。
ガーデニングやアートデザインを取り入れた植栽なども紹介されています。
木材で名前の札や鳥の家などを作る体験工房もあり、家族一緒に楽しんでいます。
また農家や料理人、アーティストが行なっている市場もありました。
都市農民が栽培した農作物を使った料理や飲み物、工芸品などが販売されています。
素材にこだわったコーヒー、お茶、ジャム、ケーキなど、いろいろなソウルの味が楽しめます。
この市場では、生産者から直接購入できるようになっています。
このイベントをきっかけに、家庭でも手軽に育てられる野菜や果物に関心を持った人々も多いのではないでしょうか。
気候が暑くなり、広場の一角にある噴水では、たくさんの子供たちが水遊びをしています。
着替えが出来る小さなテントも設置されていました。
噴水近くにある花壇は、いろいろな種類の花が咲いていてとってもきれいです。
花壇の中央には、ソウルタワーがデザインされた植物のモニュメントも展示されています。
ソウル広場で開催されるほとんどのイベントは、誰でも気軽に見学したり体験することができます。
外国人観光客も韓国のさまざまな文化に触れることができます。
イベントを通して、活気あるソウルの多様な文化に触れてみるのもいいですね。
韓国旅行へお越しの際は、各地で開催されているイベントなどもチェックしてみてください。