みなさんこんにちは。
今週も梅雨の影響でお天気が崩れています。
日中は湿度が高く蒸し暑い気候となっています。
今回は智異山(지리산/チリサン)をご紹介します。
智異山は、韓国南部の全羅南道、全羅北道、慶尚南道にまたがる、100を越える峰から構成された山です。
1967年に韓国初の国立公園に認定され、智異山国立公園となっています。
約471,758k㎡にも及ぶ、韓国最大の面積を持った山岳型国立公園です。
最高峰の天王峰は1,915mあり、韓国でも二番目に高い山であり、韓国を代表する名山の一つです。
全国各地から多くの登山客が訪れています。
広大な広さを持つ国立公園内では、多様な登山コースが設けられ、何日もかけて登山を楽しむ人々も多くいます。
そのため周辺では、登山装備の人々を多く見かけます。
季節ごとに違った美しい景色が見られますが、特に秋には紅葉の名所としても知られています。
山岳信仰の聖地でもあり、歴史あるお寺も点在しているため、参拝客も多く訪れています。
智異山には、数多くの野生動植物が生息していて、
中でもツキノワグマは国立公園のシンボルマークともなっています。
国立公園内には手付かずの自然が残されています。
山道を車で通るルートの途中には展望台があります。
霧に覆われることも多いですが、突然の風向きによって、美しい山々の景色が見渡せます。
展望台の休憩所では、山の食材を漬けたお酒や伝統茶などが売られていました。
自然の恵みが感じられる、健康的な伝統茶です。
国立公園内には、美しい渓谷も見られます。
渓谷では泳いだり水遊びを楽しむ人々の姿もあります。
渓谷を流れる水は真夏でもとっても冷たいです。
渓谷沿いには食堂も並んでいました。
地元の食材を使った料理を食べることができます。
渓谷の周辺にはキャンプ場の施設もあります。
流れが緩やかで浅いところは、小さな子供たちも楽しめるので、家族連れの姿が多かったです。
智異山では、登山をはじめトレッキング、サイクリング、渓谷での休養など、大自然の中でさまざまな楽しみ方ができます。
韓国旅行へお越しの際は、韓国の山にも行ってみてください。