みなさんこんにちは。
今週のソウルは雨が降ったり止んだりの不安定な気候となっています。
日中の気温は28度前後となり、蒸し暑さが続いています。
夏休みも終盤となり、外出する人々も多いですが、傘が手放せないですね。
今回は、地方都市である光州(광주/クァンジュ)のショッピング街をご紹介します。
韓国南西部の光州広域市にある忠壮路(충장로/チュンジャンノ)と呼ばれる通りです。
光州は、光州広域市とその周りを囲む全羅南道の経済、行政、文化の中心都市となっています。
現在の人口は約147万人といわれ、多くの著名人を輩出していることでも知られています。
忠壮路は、光州の明洞とも言われ、常に多くの若者たちで賑わっています。
メインストリートに沿って韓国の人気ブランドショップ、スポーツブランド、
コスメショップなど、さまざまなお店が立ち並んでいます。
ファーストフード店やカフェなども多いです。
周辺には大型のファッションビルや映画館なども点在しています。
通りには屋台や露天なども出ています。
ソウルを代表するショッピング街の明洞のように外国人観光客の姿は少ないですが、多くの地元の若者たちが訪れています。
忠壮路は、文禄の役の際に活躍した義兵将の金徳齢(キム・ドンリョン)を称えるために、
彼のおくりなである忠壮公に由来にして名前が付けられています。
光州は芸術の街ともいわれ、街のいたるところで銅像やモニュメントなどが飾られていたり、芸術センスを感じることができます。
画廊、ギャラリー、劇場などが集まる芸術ストリートもあります。
光州では、「光州ビエンナーレ」と呼ばれる国際現代美術祭が2年に1度開催されています。
世界各国のアーティスト作品を見学することができます。
光州ビエンナーレの開催期間には、韓国各地からだけではなく、
海外からも多くの人々が訪れ、さまざまな芸術に触れています。
光州には東西に地下鉄が1路線走っています。
街の中心部を繋ぐ路線となっています。
駅の構内にも小さな博物館やギャラリーのような見学施設があります。
一回利用の切符は、コインのような形をしています。
ソウルの地下鉄で利用しているチャージ式の交通カード“T-money(ティーマネー)”は使用することができません。
切符の販売機には日本語を含めた外国語の案内切り替えボタンや、
車内の電光掲示板にも外国語の案内が表示されているので、外国人観光客にも分かりやすいです。
長距離列車の駅や、高速バスターミナルの観光案内所には、
日本語のマップやパンフレットなども置いているので参考にしてみてください。
ソウルの都会では感じられない、特色ある地方の街を散策してみるのも楽しいですね。
韓国旅行へお越しの際は、ソウルだけではなく地方にも行ってみてください。