仁川の歴史と発展、コンパクト・スマートシティ

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みなさんこんにちは

あっと言う間に4月を迎えました。
ソウルはまだまだ肌寒くなる日も多いですが、日中には気温が上がり、暖かさが感じられます。
街中でも春の訪れを知らせる花の開花が見られるようになってきました。

今回は仁川広域市にある、コンパクト・スマートシティ(COMPACT・SMART CITY)をご紹介します。
地下鉄仁川1号線のセントラルパーク駅前にあります。
前回もご紹介した通り、仁川松島地域は海を埋め立てて造成された松島国際都市です。
未来都市とも呼ばれ、スタイリッシュなデザインの高層ビルが数多く立ち並んでいます。
現在も建設中の施設が多く、さまざまな開発が行われています。

コンパクト・スマートシティは、仁川の過去と現在、未来に関する資料を展示する施設です。
誰でも自由に見学することができます。
館内には、展示物を見学するだけではなく、体験施設や4D、5D映像館などもあります。

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館内には、最先端の展示設備が整っています。
外国人観光客の姿もあり、日本語のパンフレットや案内表示もありました。
入口のホールでは、タッチパネル式の映像によって、
仁川の姿だけではなく、地方各地域の特色が紹介されています。
9mの迫力ある超大型LED WALLには、さまざまな都市の姿を表現したインタラクティブ形式の映像を見ることができます。

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1階の展示施設は、「古代および近代展示館」となっています。
仁川が外港の街として発展していった歴史に触れることができます。
韓国でも最初に外国文化が入ってきたことが分かります。
実際の気象台、郵便局、銀行など、近代都市を構成する施設の模型が展示されています。
朝鮮半島初の鉄道となった京仁線や水仁線、当時の人々の生活なども紹介されています。

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「仁川済物浦各国租界計画図」は、韓国に初めて導入された西欧式の都市計画といわれています。
各国の租界地として整備され、税関や領事館などの公共施設が設置されていました。
塩の干満差に関係なく船舶の入出港と接岸が可能な二重閘門の模型も展示されています。
模型と映像を使って、実際に模型を動かしながら当時の出入港の様子や構造を学ぶことができます。
時代によって港の様子も大きく変化しています。

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2階には、クイズ形式で仁川を学ぶ体験コーナーがあります。
韓国で最高、最初、唯一、最多などの記録がクイズになっています。
「仁川模型館」は、展示ホール一面に1/1,200の仁川地域を模型にした展示が行われています。
仁川大橋の模型も展示されています。
現在と未来の仁川を比較することができます。
街並みの模型が細部まで整えられていますが、タッチパネル画面のボタンを押すと、
各所の解説が流れ、模型に照明が当てられたり動いたりします。
3階の「IFEZ(経済自由区域)模型館」では、国際経済活動におけるさまざまな施設の模型が展示されています。
超高層ビルが立ち並ぶ街並みは、まさに未来都市であることが感じられます。
上空から撮影された仁川の映像なども見ることができます。

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常設展示だけではなく、企画展示も行われています。
映像を利用した作品など、新しい発想の展示形態が見られます。

館内には、仁川各地域の昔の写真なども展示されています。
数十年の間にも大きく発展していったことが分かります。

コンパクト・スマートシティは、仁川についてさまざまな角度から触れることができます。
未来の仁川の姿はもちろん、韓国の発展も見ることができます。
新しい展示施設ということもあり、最先端技術を使った展示内容も見所の一つです。
仁川を観光する前に立ち寄ってみるのもいいですね。

韓国旅行へお越しの際は、ソウル近郊にも足を運んでみてください。