今回ご紹介する場所はソウルから片道で約3時間以上掛かる江原道の東部に位置している「江陵船橋荘(ソンギョジャン)」。
孝寧大君(朝鮮時代の世宗大王の2番目の兄)の10代目の孫である李乃蕃(イ・ネボン)が建て、300年間増築してきた朝鮮後期の典型的な士大夫の邸宅で、1965年には重要民俗資料第5号に指定されました。
船橋荘は美しい自然に囲まれていることもあり、昔の趣を感じることのできる場所なので映画やドラマのロケ地として脚光を浴びています。
特に、ドラマ「黄真伊(ファン・ジニ)」の主なロケ地で使われ話題になっているし、ドラマ「宮」では別荘で登場し印象深いシーンを撮影しました。
左 : ドラマ「黄真伊」で妓生達がずらりと座っていたところ。
右 : ドラマ「宮」でシンとチェギョンが手を繋いで歩いてくぐった門。
ドラマ「宮」でシンとチェギョンがほのぼのとした雰囲気で料理をしたところ。
「悦話堂」というところで、この建物の後ろにはサルスベリ(百日紅)の木があって7~9月、100日間花を咲くのだそうです。
ドラマ「黄真伊」で宴会が開かれたところ。
船橋荘庭園に作られた人工池の上に立つ 「活来亭」。水が絶えず流れて来るという意味で名付けられたらしいです。
ドラマ「黄真伊」で主役を務めたハ・ジウォン(黄真伊役)がコムンゴを弾いたところでもあります。