みなさんこんにちは
ソウルはすでに真夏のような気候が続いています。
日中には30度を超えることも多くなってきました。
今回は“バラ園祭り”をご紹介します。
京畿道(キョンギド)果川市(クァチョンシ)に位置する、ソウル大公園で開催されています。
ソウル大公園は、地下鉄4号線の大公園駅前に広がる巨大なアミューズメントパークです。
広大な敷地の公園内には、大きな池を中心に、
動物園、バラ園、国立現代美術館、ソウルランドなど、さまざまな施設があります。
ソウル中心部からもあまり離れていませんが、周辺は山々にも囲まれ、トレッキングに訪れる人々も多いです。
季節ごとの自然の美しさも感じることができます。
特に週末には多くの家族連れで賑わっています。
バラ園は、動物園の向かいに位置するテーマガーデン内にあります。
バラ園祭りは、6月1日(土曜日)から6月30日(日曜日)まで開催されています。
このバラ園にも、バラを観賞したりピクニックをする家族連れはもちろん、
カップル、友人グループなど、たくさんの人々が訪れています。
ソウル大公園の中心にある池の畔りにバラ園があります。
広々とした敷地の中には、293種類32,000株ものバラが育てられています。
韓国でも規模の大きなバラ園となっています。
バラだけではなく、さまざまな種類の植物も見られます。
こちらは先週末のバラ園の様子です。
バラの花が咲き乱れ、園内は甘い香りに包まれています。
上空には、大公園の移動手段の一つであるスカイリフトも動いています。
リフトからもバラ園が望めます。
お祭り期間中には、さまざまなイベントが行なわれています。
庭園内のステージでは、歌や楽器演奏、ダンスなど、多様な公演が行なわれています。
音楽を聴きながら、バラ園を散策することができます。
庭園の各所には、さまざまな飾り付けがされたフォトスポットも設置されています。
大きさ、形、色の違う、いろいろな種類のバラが観賞できます。
各お花の前には、名前や育成国などが書かれた案内板もあります。
世界各国で品種改良されたバラがあることが分かります。
これほど多くの種類のバラの花が一度に観賞できることは、大変貴重な機会です。
一つの花でも色のグラデーションがあったり、珍しいバラの花もあります。
満開のバラがアーチやトンネル、塔をつくっているものもあり、とってもきれいです。
バラ園の奥には“花の虹園”と呼ばれる公園もあり、バラ以外のさまざまな花畑も広がっています。
お花を観賞しながらピクニックを楽しむ人々がたくさんいました。
大きなカメラでバラの花を撮影をしている人々や、バラの絵を描いている人々の姿もありました。
散策路沿いには、お花の絵画や詩なども展示されています。
自然だけではなく、人々が作り出した芸術にも触れることができます。
日中は30度を超える蒸し暑い気温となり、噴水のある広場や小川では、子供たちが水遊びを楽しんでいます。
子供用の着替え所もありました。
小さな子供たちも楽しめる施設となっています。
バラ祭りの期間中には夜間も開園され、ライトアップしたロマンチックな雰囲気の庭園を散策することもできます。
韓国旅行へお越しの際は、季節ごとに開催されているイベントなどもチェックしてみてください。