ソウル城郭『北岳山』

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みなさん、こんにちは
そろそろソウルにも春の訪れが感じられるようになってきました^^ いきなり雨が降ったり、冬のような冷たく強い風が吹いたりと不安定で気まぐれな天候が続きますが、街を歩いているとケナリ(連翹)が開花しているのを見かけるようになりました。
今年は例年になく寒い冬でしたが、いよいよ本格的な春が近づいてきています。
また、ソウルの各地では桜が開花している場所もいくつかありましたよ☆

気象庁が発表した開花時期予想では、4/15(月)には桜は満開するそうです。
開花シーズンに合わせて今週末辺りから各地では桜祭りが行われるそう!
みなさんの旅行時期が合いましたら是非訪れてみてくださいね^^
天気が不安定なのであらかじめどんなお天気でも対応できる準備もお忘れずに。

さて今回は、ソウルツアーのツアーにもあるソウル城郭『北岳山』をご紹介したいと思います。

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ソウルの北側にそびえ立つのが北岳山(プガッサン)ですが、ソウルの代表観光地の景福宮(キョンボックン)や大統領府の青瓦台(チョンワデ)の後ろ側に見える山になります。
ソウルを観光をされた方なら名前は知らなくても、一度はご覧になられたことがあるかと思います。

北岳山(プガッサン)の頂上へ向かうには2つの入り口があります。城北洞・臥龍公園からのコースと付岩洞・彰義門からのコースがあります。
ソウルツアーは、付岩洞・彰義門からのコースから頂上へと向かいました!
彰義門の横には、1.21事態(青瓦台襲撃未遂事件)の時に殉職した「チェ・ギュシク警務官の銅像」と「チョン・ジョンス巡査部長の殉職碑」置かれてあります。

ソウルツアーが着いたのは午前11時。すでに登山服をまとい、登山用のリュックを背負った人々で賑わっていました。
さすが!!韓国の登山は国民的にレジャーなスポーツの一つになり、若い人もいますが、ほとんどが中高年の方々が多いのです!

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北岳山(プガッサン)の頂上へ向かうコースの出発地点の『彰義門』です。
別名『北小門(プクソムン)』と呼ばれ、ソウル城郭にある4大門(東大門、南大門、西大門、北大門)に次ぐ4小門のうちの1つになります。

けれども、あまり北小門とは呼ばれず、近くの渓谷の名前から『紫霞門(チャハムン)』と呼ばれています。
この紫霞門は、4小門の中で唯一当時の姿のままで保存されているといわれています。

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彰義門から粛靖門までの北岳山城郭道区間では、身分証明書が必要となり、入山の際には申請が必要です。 各国の言語の申請書も用意されていましたよ^^

北岳山の一帯は特定警備地域として、約40年近く一般人の出入りが禁止されていた地域です。
2006年に粛靖門(スッチョンムン)付近の1.1kmの区間が初めて開放され、その翌年2007年に彰義門(チャンウィムン)までの4.3kmの区間も全て開放されるようになりました。

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散策路は木の階段や石階段などで整備され、歩きやすく、山登り専用のトレッキングシューズでなくても気軽な服装と靴で登ることができます。けれども冬場は雪が残っていると足場が大変滑りやすいので、なるべく滑り止めのよく付いた靴を履いて来られることをおすすめします。
また歩きやすい散策路が続きますが、急な階段が多いので沢山汗を流すことが予想できます。 体温調節をしやすい服装でお越しになられると良いかと思います。

北岳山の頂上は別名「白岳山( ペガッサン)」と呼ばれます。 標高342mと低い山ですが、とても長い階段は登りがいがあります。 ソウルツアーもここまで来るのに3回ほど休んで上がって来ました。

景色もとても綺麗でした!
はるか遠くにですが、ソウルタワーの姿も見ることが出来ます。

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白岳山から粛靖門に向かう途中には青瓦台襲撃未遂事件の際に15発の銃痕が残った樹齢200年になるこの松があります。この松は『1.21事態の松』と呼ばれます。

北岳山では、近年まで人の出入りが限られ、良く保護されている自然を感じることができ、見所の多い場所としても注目も集めています。

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