「試練はあっても決して挫折しない」
クォン・サンウは最近、スターニュースとのインタビューで出口のないトンネルに閉じ込められた時期について語った。
当時の状況についてクォン・サンウは「いろいろな人たちの欲望によってやり玉に挙げられた」と表現した。また、「僕自身は何も過ちを犯していないし、楽天的だった。すぐに克服することができた」と話した。
「軽率でもあったし、人を信じすぎたのが原因でもある。最初から何も持っていなかったので、失って惜しいものもない。大田で美術大学を卒業した男が何も持たずにスタートし、俳優になる夢を実現させた。これまで努力してきたように、これからも努力を惜しまないつもり」」と力強く語った。
クォン・サンウはさまざまな理由により、苦しかった時期を主演映画『宿命』(キム・ヘゴン監督)に例えて話した。
すべてのことは宿命だったような気がする。悪いこともいいことも。ある人は悪いことにぶつかると立ち直ることができないけれど、ある人はすべてをぬぐい去り立ち直る。女性も同じだ。いい人にめぐり合い、そして別れる。すべてはタイミング。それが宿命だと思う」と語った。
しかし母や兄など、家族に対する申し訳ない気持ちは強いと話す。
「僕が苦労しているということを知っていたので、家族は僕を心配させるような話はしなかった。ただ信じて励ましてくれた。心配をかけてとても申し訳ないけれど、やはり家族が一番だと思った。家族がいることこそ、僕が頑張る理由。母と少なくとも1年に1度は一緒に旅行に行き、楽しい時間を過ごしたい」と話した。
ウォン・サンウがデビュー以降初めて悪役を演じた『宿命』は20日から公開中。
朝鮮日報