みなさんこんにちは
今週も気温が下がり、厳しい寒さとなりました。
しかしながらもうすぐクリスマスということもあり、街中はクリスマスの飾りやイルミネーションで賑やかな雰囲気です。
今回は2012年8月にオープンしたIFCモールをご紹介します。
IFCモールは、汝矣島(여의도/ヨイド)に位置しています。
汝矣島は、ソウルを東西に流れる漢江の中洲です。
中州といっても広大な敷地となり、国会議事堂や証券会社、放送局などが集まり、政治経済の中心地です。
ソウルの中でもオフィス街として知られています。
また汝矣島公園や漢江沿いの汝矣島漢江公園などは、自然と触れ合うことができる市民の憩いの場になっています。
特に春は桜祭り、夏は花火大会の開催でも有名な所です。
IFCは、International Finance Centre(国際金融センター)のことです。
高層ビルの地下1階から地下3階のフロアが、大型ショッピングモールとなっています。
世界的にも有名な人気ブランド店が集まっています。
ソウル各地に大型ショッピングモールが点在していますが、
IFCモールもショッピング施設だけではなく、飲食店、映画館など、さまざまな施設が整っています。
そして施設の一つ一つにこだわりが感じられる、オシャレなデザインのショッピングモールです。
IFCモールの入口にもなっているグラスパビリオンは、高さ17mの巨大な特殊ガラスで造成されています。
ショッピングモールの中心部分が吹き抜けになっていて、天井からは自然の光が差し込み、とっても開放的な空間です。
グラスパビリオン前には、IFCガーデンが広がっています。
芝生の広場には、彫刻作品などが飾られ、芸術的な空間となっています。
IFCモールは、アメリカの不動産開発会社AIG GREが開発を担当し、
アメリカの代表的なショッピングモール開発・運営会社のTaubmanが
60年間蓄積したノウハウを土台にしてインターナショナルマニュアルに基づいて運営しています。
また、世界的な建築設計及びインテリア社であるBenoy社が既存の規格化されたショッピングモールとは
差別化されたデザインを考案して、各ブランドの個性に合わせてショップのフロントを独創的に演出しています。
世界各国の技術によって完成したショッピングモールです。世界の最先端技術やオシャレ感覚を発見してみるのも楽しみの一つです。
複数のスクリーン設備を整えたマルチプレックスで知られるCGVもあります。
IFCモールのCGVは、ロンドンのソーホー地区をコンセプトにした映画館となっています。
一つの街のような雰囲気があり、映画を楽しむのはもちろん、映画館自体を楽しめる新しい感覚の施設となっています。
モール内には、大型書店で知られる永豊文庫やさまざまな料理が味わえるフードコートなどもあります。
レストランやカフェも充実しています。
地下鉄5・9号線の汝矣島駅にも接続しているので便利です。
駅からIFCモールまでは動く歩道が設置され、“IFC Street Shop”が続いています。
IFCモールまでにもカフェやショップが並び、ショッピングが楽しめるようになっています。
クリスマス前ということもあり、モール内はクリスマスツリーやイルミネーションが飾られていてとってもきれいです。
また、さまざまなイベントも開催されています。
CGVの前には、とってもかわいい“サンタ村”があります。
サンタクロースと一緒に写真撮影ができるフォトゾーンにもなっています。
地下にある入口前には、“キッズプレイゾーン”があり、サンタ電車が走っていました。
小さな子供達が楽しめるイベントも行われ、家族連れに大人気です。
ショッピングモールは、ショッピングや食事、映画などを楽しむだけではなく、
季節ごとに開催されるさまざまなイベントも、訪れる人々を楽しませてくれる魅力の一つです。
厳しい寒さのこの時期には、駅から直結したショッピングモールを利用するのもいいですね。
韓国旅行へお越しの際は、韓国のショッピングセンターにも行ってみてください。