ボスを守れ

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作品紹介新米の女秘書と最強の不良上司である財閥2世が出会い繰り広げる、ロマンチック・ラブコメディーが「ボスを守れ」である。

ボスに仕える“秘書”が“秘書に仕えるボス”として、関係が逆転していく。蛙の王子が王女のキスで本物の王子に変身するように、不良王子が秘書のキスで本当の王子に変身することはできるのだろうか。秘書は、雑用もしながらキングメーカーとしての役割も果たす。昨日までは敵でも、今日は同士として、そして明日は再び敵として、必要に応じてボスはボスらしく、秘書は秘書らしく、さまざまな困難を乗り越えていく。
現代社会の就職難や殺伐とした組織生活に泣いたり笑ったりしながら、お互いに励まし合う心温まる愉快なストーリー。
パニック障害があるボスの下で働く秘書(ノ・ウンソル)役に独特なキャラクターと最強の童顔が魅力的なチェ・ガンヒ、どこへ跳ねるか分からない個性満点の秘書を通じて、自身のコンプレックスを克服したボス(チャ・ジホン)役に個性派俳優のチソン、ジホンの従兄弟でもありライバルでもあるチャ・ムウォン役にはキム・ジェジュンがキャスティングされ、放送前から多くの話題を呼んだ作品でもある。
常識が通じる社会をつくるために、孤軍奮闘する若い青年たちのストーリーが、多くの視聴者の共感を集め、見ているだけでも微笑ましく、“優しいドラマ”という評価を得た。

作品名ボスを守れ 
出演 チソン、チェ・ガンヒ、ジェジュン、ワン・ジヘ
放送期間 2011、08、03~2011、09、29
放送局 SBS
監督 ソン・ジュンヒョン
脚本 クォン・ギヨン

あらすじ三流大学出身で就職難の中、待望の就職先を得たノ・ウンソル(チェ・ガンヒ)だったが、出勤初日の新入社員歓迎会で社長にセクハラされる。しかし腕に自信のあるウンソルは社長に爆発してしまう。一方、同じお店にいた大企業オーナーの息子である不良上司チャ・ジホン(チソン)は、無理やり連れてこられた合コンで気分が悪かったが、突然ウルソンの一大事に巻き込まれる。その場をうまく逃げ出したウンソルだったが、逃げ切れなかったジホンは会社の仲間に殴られてしまう。ジホンはウルソンに恨みを持ちながら、いつか仕返しをしてやろうと考えていた。その後、再び就職活動をしていたウンソルは、Cグループの面接を受ける。ジホンの従兄弟であるチャ・ムウォン(キム・ジェジュン)によってジホンの秘書として採用され、二人が再会することとなる。

父親の頭を悩ませる問題児でもあるジホンと、個性満点のウルソンは、ボスと秘書の関係から、次第に特別な存在になっていく。

登場人物• チャ・ジホン(チソン)

Cグループ経営戦略1チームのチーム長兼本部長でCグループオーナー・チャ会長の息子。
財界順位10位内の大企業の子息として、どこに行っても顔が通じる。
端正な容姿とスバ抜けたファッション感覚は言うまでもなく、女性達のロマンである長い指と一見すると優秀な目つきで、水準レベルのピアノ演奏までこなす。この程度になると、娘を持つ政財界人たちの花婿候補1位に選ばれるほどである。
しかし、表面は最高級品でも、中身は欠点だらけの不良品ということが判明されて久しい。父親のチャ会長が望む息子像とは、まったく正反対の路線を歩んでいる彼は、完全に遊んで食べるだけの不良経営人である。さまざまな理由から遅刻、早退、欠勤を繰り返し、突然出勤したかと思えば、眉間にシワを寄せたまま決裁書類を処理し、次はどんな言い訳でサボろうか悩んでいる。

• ノ・ウンソル(チェ・ガンヒ)
ジホンが入れ替えた秘書が100人を抜いたというニュースが広まった時、信じようが信じまいが100番目の面接を受けたのがノ・ウンソルであった。三流大学出身、就職悲観の自殺ニュースが流れるたびに、自分の話であるかのように思う代表青年失業者である。
一時、“パルサンドン伝説”とも呼ばれた、元ヤンキー。
弱々しい外見の中身はしっかりした骨密度と根性を持ち、武術を隠している女性である。

• チャ・ムウォン(キム・ジェジュン)
Cグループの経営戦略2チームのチーム長兼本部長。ジホンとは従兄弟の関係。
現在のオーナーであるチャ会長の兄嫁でありCグループの系列会社社長であるシン・スクヒの一人息子。2チームの本部長だが、実質的にジホンの1チームまで担当しているグループのコントロールタワー。
人の心をよく読み取ることで世渡りに長け、いつでもどこでもジェントルさを失わない、財界のプリンス。
ジホンが事件事故のスキャンダルでゴシップ欄の話題に上がっている時、ムウォンは新しい世代を担うパワフルな若い経営者として経済面を飾っている。評価がちょっと誇張された面もあるが、決して間違ってはいない。
幼い頃から母親によって徹底的に経営学を学び、グループに入った後、短期間でかなりの目を見張る成果を上げて、チャ会長や役職員たちの信頼を得ているところである。そのおかげで証券界では次期CグループのCEOは、ジホンではなくムウォンだろうという推測が飛び交っている。もちろん本人の目標も、グループの統括と経営権である。

• ソ・ナユン(ワン・ジヘ)
Pグループの長女。広告企画者。
帰国後、ムウォンの母親であるシン・スクヒの斡旋によってCグループの広告企画者として働くことになる。
美しい女性で、世の中の全てを愛し、世の中の全てから愛されるような完璧な女性である。溢れすぎることも、足りないこともない高級なスタイルと態度を持っている。生まれた瞬間の産声さえも優雅に泣き出したと思わせるような女性。
その一方で、一見気さくで財閥家の娘らしくない彼女。これらの全ては、彼女の徹底した努力のためである。彼女の自然で、飾らないナチュラルな趣は、努力によって生み出されたものである。気さくな人柄もそのためである。
彼女は、完璧主義者であった。完璧にナチュラルになるために、今日も努力に努力を重ねている。

主なロケ地• 大学路

もとはソウル大学があり、若者たちの活気に溢れた学生街であったことから大学路という名前がついた。1975年に大学が移転した後には、演劇やミュージカル、コンサートなどの公演が行われる小劇場が立ち並ぶ劇場の街として知られるようになった。また、オシャレなカフェや居酒屋なども多く、常に賑わっている。ドラマの中では、ウンソンとムウォンがライブを見たシーンや、露天商人たちからプレゼントを受取ったウンソルの前にムウォンが現れ、デートの申し込みをするシーンが撮影された。

• 一山湖水公園
京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)に位置する一山湖水公園は、面積が約30万坪に及ぶ東洋最大の人口湖水公園である。100種類以上の草花や20万本の木々が植えられている。芝生公園、人口島、野外舞台、サイクリングロード、植物園などの多様な施設が整った市民の憩いの場になっている。ドラマの中では、ジホンがパニック障害を克服するためにプレゼンテーションの練習を行ったり、ジホンとウンソンが運動をしたり、さまざまなシーンの撮影が行われた。

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