加平(カピョン)の新しい名所で浮上しているプチ・フランス(Petite France) は2008年7月に開場して、その名のとおり「小さなフランス」を指す。
淸平(チョンピョン)ダム、南怡島(ナミソム)方面へ向かうと左側の丘に位置しているプチ・フランスは「星の王子さま」をコンセプトに至るところで星の王子さまを思い浮かばせる壁画や造形物が目につく。
さらに、アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリの記念館をはじめ、住宅展示館、鶏(フランスの国鳥)展示館などがあり、週末になると恋人同士や子連れの家族の来訪客が多い。ミュージカルの公演、大型オルゴールによる演奏、体験コーナーがある。
特に2008年、‘カン・マエシンドローム’を起こしたドラマ『ベートーベンウィルス』の主なロケ地になって以来、ドラマファンの訪問も倍増している。
ちなみに、『花より男子』でブレイクしたイ・ミンホの化粧品CFやキム・ヒョンジュン のチッキンCFもここで撮影された。
住宅展示館
美しいフランスの田園風景があり、古い木材や瓦、壁など150年たったフランスの古宅をそのまま移築しています。またフランスの田園古宅を再現するために、19世紀の内部家具などをフランスから輸入して、フランスの建築術によって再現されている。
内部に入ると、フランス家庭で使われていた家具や椅子、絵画、ベットなどが展示され、特にフランスの鑑定評価士の認定を受けた、18世紀の貴族が使っていた高級椅子が展示されている。
また、天井に見える大黒柱や垂木など各種木材などは韓国の古建築の釘打ちの跡がないことと類似している。木と木がすばらしく組み合わされているところを鑑賞することができる。実際にフランス人がここで生活しているかのような雰囲気を感じる。
サン・テグジュペリ記念館
「星の王子さま」作家、サン・テグジュペリの記念館。
世界的にも有名なフランス文学家サン・テグジュペリの一生を見ることが出来る。
記念館は3階で構成されていて、1階部分にはサン・テグジュペリの一生の記録が展示されている、誕生、成長期、家族たちの写真および説明パネルが展示されている。
2階はサン・テグジュペリの作品館で「星の王子さま」と「夜間飛行」など、作家に対する多様な解説と関連キャラクター商品などが展示されている。
3階はサン・テグジュペリのマルチメディア室で、彼に関する映像資料、「星の王子さま」などの作品ミュージカルや映画の資料が展示されている。
また、記念館の右側に繋がる建物の1階では「星の王子さま」をはじめとするキャラクターの記念品が販売されている。
オルゴールハウス
オルゴールハウスは綺麗なメロディーが流れるオルゴール部屋。
長さの違うトゲのように細かく並んだ針が奏でるオルゴールは、1770年頃のヨーロッパ貴族の間で流行した。タバコケースやコンパクト、人形箱などにオルゴールを設置した。
展示館では数百年たった大型のオルゴールをフランス現地で直接収集して展示している。現在でもその美しい音色は原音そのままに保存されている。
愉快ではつらつとした音楽とともにフランスの郷愁を感じることが出来る。
演奏
1回目10:30、2回目12:30、3回目13:30、4回目16:30(10分間演奏される)
ギャラリー
ギャラリーでは多様なフランス文化を感じることができる。
野外円形舞台横に位置したギャラリーはこじんまりとした空間で特色ある空間演出がされている。多様なフランス文化を紹介し数ヶ月ごとにテーマを変えて観覧客の文化体験欲求を満たしている。
コスプレ
フランスの伝統衣装を着て思い出を作ることが出来る。
プチ・フランスでは世界的にもファッションで有名なフランスの伝統衣装を展示すると共に観覧客に貸出を行っている。
伝統衣装を着ながら写真撮影をしたり、散策をしたりすることが出来、プチ・フランスでの忘れられない楽しい思い出を作ることが出来る。
ドラマ『べートーベンウィルス』撮影地
2008年9~11月放送されたMBC人気ドラマ『ベートーベンウィルス』の撮影現場。
撮影チームが美しいプチ・フランスを見て、メイン撮影地に指定された。
プチ・フランスではベートーベンウィルス指揮者、事務室は永久保存され、指揮者が使用した物なども保存している。
ドラマファンは、再びプチフランスでベートーベンウィルスの感動を感じることが出来る。
その他の施設
その他にも季節ごとの花を見ながら歩ける野生花の散歩道、プチ・フランスを見渡す展望台、フランス料理、韓国料理が食べられるレストラン、合計約120名が宿泊出来き各部屋ごとにインテリアテーマを変えたゲストハウスなどの施設もある。
プチ・フランス Petite France(韓国語 쁘띠프랑스) | |
住所 | (日本語)京畿道 加平郡 淸平面 古城里 616番地 (韓国語)경기도 가평군 청평면 고성리 616번지 |
電話番号 | 031-584-8200 |
運営時間 | 平日・日曜日 09:00~18:00 土曜日 09:00~19:00 |
入場料 | 大人:8,000ウォン、青少年:6,000ウォン、子供:5,000ウォン |
日本語 | 不可 |
ホームページ | http://www.pfcamp.com/(韓国語) |