青瓦台の近くにある青瓦大サランチェは2010年にオープンしたばかりの新しい施設で、大韓民国とソウルの過去と現在、そして未来のビジョンを共有することが出来る歴史記念館。大韓民国歴代史の心臓部大統領府を中心に、大韓民国館、ハイソウル館、大統領館、グリーン成長館、G20休憩室などで構成され、韓国の歴史、歴代大統領の足跡、首都ソウルの発展の歴史を見学することが出来る施設。青瓦台の広報展示の役目を果たしていて、観覧は無料で出来る。
内容がとても難しいように感じるが、写真や映像、実際の体験スペースなどを通して分かりやすく説明されている。また日本語のパンフレットや音声案内もある。
大韓民国館
青瓦台サランチェ観覧のスタートを地点である、大韓民国館は韓国の過去と現在、そして未来に関した展示を見学できる場所。全体的な韓国の紹介、韓国の文化やユネスコ指定の世界文化遺産、韓国の歴史や偉人、貨幣の中の人物それぞれの紹介、そして現在世界を舞台に活躍する韓国人など、韓国を象徴する文化遺産など、あらゆる角度から韓国を見ることができる。
多くの写真や映像を使って展示がされているので分かりやすい。
展示内容の一部
韓国紙幣の中の歴史上の重要人物それぞれの紹介
ハイソウル館
韓国の首都、ソウルを中心とした展示で、ソウルが一目で見る事ができる場所。ソウルの歴史はもちろん、ソウルの観光地やソウルで楽しめるものを紹介し、ソウルでの観光に役に立つ場所でもある。スクリーンではタッチパネルを通してソウルにある観光名所や美術館、博物館、劇場などの情報もモニターで見ることが出来る。その他、ソウルの未来都市設計、デザインなどの展示。ドラマロケ地や韓流スターなど韓流情報もスクリーンで案内している。
大統領館
2階には韓国の歴代大統領の写真や関連情報、歴史的に貴重な写真の数々が展示されている大統領館がある。 韓国の近代歴史をはじめ、大統領就任の憲法第69条の大統領宣誓文や韓国の歴代大統領の経歴などが紹介されている。 来賓の芳名録や国賓らからの贈り物も展示されており、世界各国を象徴する貴重な贈り物の品々を見ることが出来る。
展示内容の一部
大統領宣誓文
歴代の大統領写真
各国の国賓からの贈り物
芳名録
大統領体験館
青瓦台の四季が映像で展示されている大統領体験館では大統領の執務室をそのまま再現し、実際にイスに座って誰でも大統領体験が出来る。
またさまざまなパターンを選んで、合成により大統領と一緒に写真を撮ることも出来る。その場で訪問客のメールアドレスへ転送してくれる。
最後にハングルで「大韓民国」と刻まれた国璽を押し、記念品として持ち帰れる。
大統領を身近に感じることが出来る展示内容になっている。
「大韓民国」の国璽(こくじ)
国家を代表する象徴印章で国家の重要公式文書などに捺印される。
合成技術を使って大統領と記念写真
いくつかのパターンから選んで李明博大統領と合成記念写真を撮影することができる。スタッフの指示に従って撮影する。
グリーン成長館(国政広報館)
地球環境問題を取り上げ、未来の環境への影響やリサイクルなど展示している。また国内の漢江、錦江、洛東江、栄山江の4大江の再生事業なども展示されている。
G20休憩室
G20休憩室は、2010年11月に韓国で開催されるG20首脳会議を記念して作られた場所。 訪問客がG20の会議も体験し、G20首脳会議に参加する気持ちも感じられる。各国の代表団の席で写真を撮ることも出来、休憩室としても大変おもしろい。
G20とは・・・ 世界で経済的に影響力のある国々が、主要な国際経済、金融システム上の問題について議論し、世界経済の安定的かつ持続可能な成長が達成できるよう協力するためのフォーラムである。
その他の施設
イム・ユナ(임윤아)作品展示、日替わりで韓国の重要文化財など実演・展示案内・販売、カフェテリア、記念品ショップなどがある。
注意!青瓦台サランチェからは青瓦台が見えるが、青瓦台が一緒に移る角度での写真撮影は禁止されている。
青瓦台サランチェ (韓国語 청와대 사랑채) | |
住所 | (日本語) ソウル市 鐘路区 孝子洞 152 (韓国語) 서울시 종로구 효자동 152 |
電話番号 | 02-723-0300 |
観覧時間 | 09:00~18:00 |
休日 | 月曜日 |
観覧料 | 無料 |
日本語 | パンフレット、日本語の音声案内あり |
ホームページ | http://www.cwdsarangchae.kr/(韓国語) |