みなさんこんにちは
あっと言う間に12月に突入し、今年も残すところ1ヶ月を切りました。
1年は本当に早いですね。
ソウルは気温が急激に下がったり上がったり、不安定な気候となっています。
今回は高氏洞窟(고씨동굴/コシトングル)をご紹介します。
高氏洞窟は、江原道(강원도/カンウォンド)寧越郡(영월군/ヨンウォルグン)にある洞窟です。
各地から多くの人々が見学に訪れています。
![gossigul131204-1](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-1.jpg)
洞窟の面積は約48万762㎡、全長は約6kmにも及ぶといわれています。
典型的な石灰洞窟です。
1966年に発見され、1969年に天然記念物第219号に指定されました。
そして1974年から一般公開されています。
迷路のように複雑に入り組んだ洞窟ですが、現在は約500メートルの区間が一般公開されています。
高氏洞窟は、約4億年前から形成された洞窟といわれ、多様な鍾乳石や池、滝などがあります。
文禄の役の際に、日本軍と戦った高氏一族が身を隠していたことから高氏洞窟と呼ばれるようになったといわれています。
洞窟入口の前には南漢江と呼ばれる大きな川が流れています。
昔は船に乗って対岸を行き来していましたが、現在は高氏窟橋から渡ることができます。
![gossigul131204-2](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-2.jpg)
![gossigul131204-3](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-3.jpg)
橋の上から見渡す大自然もとっても美しいです。
周りは山々に囲まれ四季折々の景観が楽しめます。
![gossigul131204-4](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-4.jpg)
![gossigul131204-5](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-5.jpg)
洞窟の入口からはヘルメットをかぶります。
洞窟の中はひんやりとした空気です。
![gossigul131204-6](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-6.jpg)
順路に従って洞窟内を探検します。
順路内の見所ポイントには、説明看板などがあります。
ライトアップされた神秘的な鍾乳石が見られます。
![gossigul131204-7](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-7.jpg)
![gossigul131204-8](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-8.jpg)
細い洞窟内の道を上ったり下りたりしながら進んでいきます。
身をかがめたり、横向きにならないと通れないところもあり探検のスリルがあります。
また洞窟内には特徴的な洞窟生物が生息しているといわれています。
中でも古代から生きている生物も確認され、生きている貴重な資料ともなっています。
![gossigul131204-9](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-9.jpg)
![gossigul131204-10](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-10.jpg)
洞窟の中では川が流れる様子も見られ、透明度の高いきれいな水が流れています。
![gossigul131204-11](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-11.jpg)
![gossigul131204-12](https://seoultour.jp/wp-content/uploads/2013/12/gossigul131204-12.jpg)
山の中とは思えない、大自然が作り出した不思議な光景が広がっています。
洞窟の周辺には、キャンプ場やペンションなどの宿泊施設、お土産物屋、郷土料理のお店などがあります。
韓国旅行へお越しの際は、地方の名所にも行ってみてください。