みなさんこんにちは。

最近のソウルは日中の気温が３０度近くまで上がることもあり、
“暖かい”を通り越して“蒸し暑い”気候になることが多くなってきました。
朝晩も気温が高いです。
短い春が終わって、夏が来たようです。

今回は、南山コル韓屋マウル内の公園をご紹介します。
Ｎソウルタワーでも知られる南山の麓に位置する南山コル韓屋マウルは、
韓国の伝統家屋を移築、復元した施設があり、伝統家屋の生活様式を見学することができます。
地下鉄３・４号線の忠武路（충무로／チュンムロ）駅からも歩いてすぐです。
若者やショッピングの街として知られる明洞のお隣駅で、都会の中心にありながらも、
南山の自然を感じることができます。

公園内からは南山の頂上に立つＮソウルタワーも見渡せます。

伝統家屋の見学施設は無料で見学することができ、多くの人々に開放されています。

そして、季節ごとにはさまざまな伝統文化や風習に関する行事も行われています。
見学するだけではなく、実際に体験しながら学ぶことができます。

伝統家屋の見学施設だけではなく、周辺は大きな公園が広がっていて、市民の憩いの場になっています。
東屋、小川、滝なども整備され、美しい公園となっています。
入口付近の広場にある屋外ステージでは、伝統芸能の公演やコンサートなども行なわれています。

また広場の一角では、伝統工芸を実演する職人さんもいましたわら
藁で作られたさまざまな生活用品も飾られています。

お昼休み時間には、周辺の会社員たちの姿も多く見られます。
お昼休みの休憩に訪れる人、青空の下でお昼ご飯を食べている人々がいましたおにぎり
自然の中でリフレッシュできますね。

暖かい気候になってきて、園児や小学生の団体が春の遠足にも訪れています。
たくさんの子供たちの声が響き渡り、とっても賑やかです。

外国人観光客も多く訪れ、韓国の伝統文化や風習に触れています。
特に伝統家屋の見学施設内では、いろいろな国の言葉が飛び交っています。

すでに桜の花は散ってしまいましたが、公園内にはチューリップやツツジの花がきれいに咲いていました。
公園内の草花も、季節ごとに違った美しさを見せています。

公園の奥にはタイムカプセルの施設があります。
ソウル定都６００年を迎えた１９９４年に、
市民の生活とソウルの姿を代表する物６００点がタイムカプセルとして埋められました。
このタイムカプセルはソウル定都１０００年にあたる２３９４年に公開されます。

こちらにもたくさんの子供たちが訪れています。
子供たちが大人になってからのソウルは、どんな姿でしょうか？
南山コル韓屋マウルは、美しい自然が管理された公園施設の中で、
韓国の伝統文化や風習に触れることができます。

韓国旅行へお越しの際は、南山コル韓屋マウルにも行ってみてください。