忠淸南道の天安にある歴史博物館こと独立記念館は自由と国家独立のために戦ってきた犠牲者たちを弔うため、国民の寄付で建立し1987年8月15日に開館した。
日本の植民地期間の苦しい時代に、民族の不屈の闘志と独立精神によって1945年8月15日韓国は開放された。
総7個の展示館には韓国の先史時代から現代に至る各種資料を展示していて、韓国歴史資料の収集、管理、調査、展示、研究、国民への教育、広報の役割を果たしてきている。
独立記念館の象徴で中心記念ホールである「キョレの家」はサッカー競技場の大きさで、高さが45ｍ（15階の高さ）にも及ぶ東洋最大規模の瓦屋根の建物で北京より大きい。
そして、独立記念館の入口に目立つ造形物こと「キョレの塔」は高さ51ｍであり、飛翔する鳥の翼と願う両手を形象化して永遠不滅の民族気性と民族の自主自立への意志を表している。
2008年からはより多くの人が観覧できるように無料観覧を全面的に実施している。

キョレの家
独立記念館の中心となっている建物、韓国の伝統的な屋根建築様式を現代式に設計している。

キョレの塔
独立記念館の入口を守る高さ51mの大型造形物。大地を蹴って空に飛び立つ鳥の羽と、祈りを捧げる両手の形を形象化したもの、韓国民族の飛翔を象徴する塔である。 キョレの家とともに独立記念館を代表する建造物の一つで、正面から塔を眺めると、2つの塔の間にキョレの家と遠くに黒城山の山峰が完璧に対称をなしているのがわかる。

不屈の韓国人像

展示施設

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• 第1展示館「キョレのルーツ」：　先史時代から朝鮮時代後期までの5千年の歴史の中で、韓国の人々が国の独立を守ってきた歴史・文化資料が展示されている。

• 第2展示館「キョレの試練」：　日本帝国主義の侵略の様子と韓国人の苦難の歴史が展示されている。

• 第3展示館「国を守る」：　日本帝国による強制占領前、大韓帝国が日本から国を守るために行った韓国人の国家守護運動が展示されている。 日本帝国主義の侵略の様子と韓国人の苦難の歴史が展示されている。

• 第4展示館「キョレの喊声」：　韓国最大の抗日独立運動である3・1運動を振り返る展示館。1919年3月1日、民族の独立意志を世界中に見せつけた3・1運動の展開過程と各種資料が見られる。

• 第5展示館「国を取り戻す」：　国外で活躍した武装独立闘争の歴史が展示されている。満州を中心とした沿海洲やアメリカなどの地で活躍した独立軍の関連資料、韓国光復軍と義烈闘争関連の各種資料や模型、映像などが見られる。

• 第6展示館「新たな国づくり」：　日本帝国による強制占領期に行われた民族文化守護運動と、国内の各社会運動、そして独立運動の中枢機関であった大韓民国臨時政府関連の展示館。

• 第7展示館「共に行う独立運動」：　先端媒体を利用した各種ディスプレイ方式と作動装置などを使った独立記念館の精神と愛国精神が体験できる空間になっている。歴史的に重要な日には、特別企画展示も行われる。

• 4Ｄ立体映像館：　韓国の独立運動史に興味をもって見られるように、立体映像、振動イス、風効果など最新の演出技術を使った4Ｄ立体映像館で、よりリアルさが感じられる。

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独立記念館（韓国語 독립기념관）
住所	（日本語）忠清南道　天安市　東南區　木川邑　南化里230番地 　（韓国語）충청남도 천안시 동남구 목천읍 남화리230번지
電話番号	041-560-0114
観覧案内	夏季(3月～10月)09:30～18:00　冬季(11月～2月)09:30～17:00 　※閉館時間の1時間前までに入場
休館	毎週月曜日(祝祭日の場合は開館) 　常設展示館以外の野外展示、休憩室などは常に開放されている
入場料	無料
日本語	専門解説師による日本語ガイド案内あり 　電話にて予約 　予約:顧客支援部　041-560-0356
ホームページ	http://www.i815.or.kr/JP/ (日本語)